メーソートから国境を越えミャンマー・ミャワディへ入る

2019.08.29更新

現在、日本人のミャンマーへの入国は、条件を満たせば無査証(ビザなし)で30日の滞在が可能となっています。これは、2018年10月1日~2020年9月30日までの期限で有効です。

タイ側イミグレーション

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タイ側イミグレーション
メーソートから西へ7kmほど行ったところにミャンマーとの国境がある。メーソートからソンテオで20バーツで行ける。まず、タイ側イミグレーションにて出国手続きをし、モエイ川の橋を渡れば、ミャンマー側イミグレーションがある。ここで入国手続きを行い、国境の町、ミャワディーに入る。
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タイ側イミグレーション
タイ側イミグレーションで出国の手続きを行う。観光客は地元の人と別の窓口になっているので、長い行列を待つことはなかった。

国境を徒歩で渡る

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タイ-ミャンマーの国境の川 モエイ川
タイ-ミャンマーの国境はモエイ川で隔てられている。この川に架かる友好橋を渡れば、タイからミャンマーへ入国出来る。

ミャンマー側イミグレーション

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ミャンマー側イミグレーション
橋を渡るとミャンマー側イミグレーションに到着する。ここでも観光客は地元の人と別の窓口となっている。(入国と出国の区別はなく同じ窓口となる)
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ミャンマー側イミグレーションで手渡されるエントリーパーミッション
ミャンマー側イミグレーションでは、英語を話す職員がいて、入国手続きをしてくれる。一時入国許可として10USDが必要。パスポートを預けると、引き換えに身分証明書の代わりとなる14日滞在可能のエントリーパーミットのカードを渡してくれる。このカードでのミャンマー国内の移動は不可なので、同じチェックポイントに戻ってくる必要がある。30分の時差があるので、 日帰りで戻る場合は時間に注意が必要。(ミャンマー側イミグレーション:6:00~16:30)

ミャワディの街を歩く

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洪水被害のあったミャワディ
最近洪水があったようで道路は泥とほこりだらけ。少し脇道に入ると未だにぬかるみで歩けない状態。モエイ川が氾濫したようで、タイ側では問題なかったが、対策の遅れているミャンマー側のみ被害に合っていると思われる。
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ミャンマー様式の寺院
近くにある寺院によってみた。建物の屋根は特徴のあるミャンマーの建築様式だった。
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ミャンマービール
昼食に入ったレストランでは、ミャンマービールを売っていた。70バーツ(約230円)でタイとほぼ変わらない。食事もひとり50バーツほどで食べることが出来る。
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ミャンマー側イミグレーションを出るところで
14:30にミャンマー側イミグレーションに戻ったが、何やら足止めを食っているようだ。ミャンマーの国境警察は大変親切で待っている間、椅子を用意してくれた。しばらく待っていたが、 どうも動きそうにないので、英語の話せるイミグレーションの職員に聞いてみた。18:00までタイ側の国境が閉鎖されると言う。しかたなく、もういちど町に出て時間を潰すことにした。

橋を渡り、タイへ戻る

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タイとミャンマーでは車の走行レーンは反対
タイでは車は日本と同じ左側通行。これに対し、ミャンマーでは右側通行。これをどこで切り替えているのだろうと疑問に思っていたが、丁度橋を渡るとき、橋の中央でそれを見た。
橋の中央部に掲げている標識は、ミャンマー側から見ると、右レーンが通行禁止、左レーンが通行可となっている。 この標識を境に、車は反対レーンに入っている。つまり、こちらから見て、右レーンにはタイ側、ミャンマー側の車が向き合って走っており、中央付近になると、左レーンに入っていく。信号も交通整理もなく、それぞれが相手の車を見ながらうまく反対レーンにハンドルを切って行くのが素晴らしい。
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モエイ川のタイ側にある標識
モエイ川を渡ったところにある標識には、タイ国兵士が休息を取っているようだ。この兵士は、何かの任務を終えたところのようで、国境を閉鎖したことが彼らの任務と関係があるのかも知れない。
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タイ側イミグレーションは混雑
国境閉鎖のせいで、タイ側入国は非常に混雑していた。しかし、観光客はこの混雑を避け、専用の窓口にて手続きが出来た。 タイへの再入国は、ノービザの場合、陸路では15日間の滞在許可となるので、注意。
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