キャンディから鉄道でコロンボへ

Kandy-Colombo Train2等チケットを予約 
キャンディに戻って来て、早速駅に行き、窓口でコロンボ行きの列車を予約しようとした。キャンディからコロンボへは1等、2等、3等がある。しかしながら、1等、2等の翌日分は既に売り切れ、近いところでは翌々日の2等が空いていたのでチケットを購入した。
2等は1等に比べ、車両は古くエアコンがないが、座席は確保されている。また、最後尾車両はサロンカーで展望車になっている。
料金は280ルピー(約215円)で2時間半の乗車。
Kandy-Colombo Trainディーゼル機関車 
先頭はディーゼル機関車。ボディには”Class M6 No.789 HENSHEL”と書かれており、ドイツ・ヘンシェル製ディーゼルエンジンのようだ。

Kandy-Colombo Train2等客車
この列車は2等客車と貨物車が連結されており、2等客車にはエアコンはない。その性か、窓は全開、ドアも開けっ放しで走る。
客車は相当年代もので、窓を開けるのも一苦労する。

Kandy-Colombo Train2等客車内
車内は、地元の乗客で座席はほぼ埋まっている。旅行者は1等に乗るんだろう。しかし、スリランカ人は、親切で礼儀正しい。しかも静かでいい。

Kandy-Colombo Train客車のドアは開けっ放し
スリランカでは列車でもバスでもエアコンのない車両に乗るとドアは開けっ放し。
そんな状態でこの列車は渓谷をすごいスピードで走る。レールの平坦度は悪く、車両のサスペンションも硬いので、床に置いたスーツケースは飛び跳ねる。まるで、ジェットコースターのようだ。 
レールから車輪が外れはしないかと、不安になる。落ちたら谷底までまっしぐらって感じ。
ところが、座席反対側の外の景色は渓谷が見えてきれいだ。デッキに出て写真を撮りたいが、この状況で写真を撮るのは怖いし。
そうこうしている内に、列車のスピードが遅くなって来たので、この時とばかり、勇気を出してドア付近まで行き、左手で手摺を握り締め、両足で床に踏ん張りながら、右手でカメラのシャッターを押した。  (結局良い写真が撮れなかったが・・・)
Colombo Railway Stationコロンボフォート駅に到着
やがて、コロンボへ到着。辺りは暗くなっていた。
さあ、また、悪名高いスリーウィーラーに乗らないといけないのかと思うと気が重い。
案の定、駅前ではスリーウィーラーのドライバーが声を掛けてくる。前に乗ったことのある態度の悪いドライバーが「やあー」と言って握手を求めてくる。また遭うなんて、コロンボは小さい町なんだと思いながらそれに応える。
コロンボで乗ったことのある別のスリーウィーラー(メーター付き)のドライバーの電話を聞いていたので電話をして見るが、出ない。
しかたないので、他のドライバーに300ルピーで持ちかけた。350ルピーとか言っていたが、最終的に300になった。
コロンボフォートの駅には旅行者を標的に悪質なスリーウィーラードライバーが多いので注意したい。だいたい、市内のホテルで500ルピーとか言ってくるが、メーターなら200ルピー程度だ。ただし、コロンボフォート駅前で、メータータクシーは見つけるのは難しい。300ルピーならいいところだろう。

Colombo Alfred Placeゲストハウス アルフレッド・コート
前回の教訓を踏まえ、今回は前日に宿をagodaで予約しておいた。 
Alfred Court Accommodationと言うゲストハウスで、最近出来たようだ。部屋は4部屋しかないが、広くてきれいだ。
エアコン、ホットシャワー、WiFi付き、朝食なしで52.2USD(約5117円)。 
ロケーションは良く、Colombo3地区のコッルピティヤとバンバラピティヤの中間ぐらいのゴールロードから少し入ったところ。周りにはレストラン、スーバーマーケットなどがあり便利だ。コロンボフォート駅までは3kmほどあるが、ブラブラあるいて1時間ほど。メータースリーウィーラーなら200ルピーで行ってくれる。路線バスもゴールロードを頻繁に走っており、車掌にフォート”Fort?”と言って確認して乗れば問題ない。料金は12ルピーで安い。

P1090345アルフレッド・コートの部屋から 
部屋はバルコニーが付いていて、ちょっとした洗濯物も干せる。
ここに2泊して、スリランカを出国、クアラルンプールに戻る予定。

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