コロンボのペラヘラ祭り

毎年、2月のポーヤデイ(満月の日でここでは、Navam Full Moon Poya Dayと呼ばれる)にコロンボで開催されるペラヘラ祭りがある。今年(2016年)は2月21日、22日に行われた。(昨年開催のコロンボペラヘラ祭りは コロンボのペラヘラ祭り(2015) を参照ください)
入場料などは不要で、沿道で見ることが出来る。ただし、旅行者用に観覧席が用意されており、これを利用するには、3,000ルピー(約2,400円)のチケットを購入する必要がある。しかしながら、その必要は全くなく、むしろ移動しながら写真を撮るなら定位置の座席は要らない。
19:00スタートになっているが、30分は遅れるのがスリランカの常識。マウントラビーニアを夕刻7時前に出て、バスでガンガラーマ(寺院)まで行って着いたのが、7時半、始まったのは8時20分だった。

P1260796ペラヘラの始まり
さあ、始まった。
このバナー(垂れ幕)には、「コロンボ、ナワム、ペラヘラ」(上段)「ガンガラーマ」(下段)と書かれている。
(この程度のシンハラは読めるようになったかな?)

最初は、WHIPPING(むちで道路を打ち、パチパチと音を立てながら行進する)から始まる。

P1260847次にドラムス
太鼓のリズムが聞こえてくると、いよいよペラヘラ祭りの始まりだ。
この独特の太鼓のリズムに合わせ、金管楽器がメロディーを奏でる。

P1270289そして象の行進が続く
このスタイルの行進が特徴で、また次の太鼓、笛の楽団の後、象の行進が続く。

P1270782神聖な仏陀の歯を運ぶ象
この象の背中に乗せられたカスケットと言われる飾りケースには、仏陀の歯が乗せられている。仏陀の歯は仏教の国にとって、神聖なもので、通常寺院に納められているが、ペラヘラ祭りの行事にはこのように象の行進に登場する。

P1270867イルミネーションで飾られた仏陀
電飾にて飾り立てられた仏陀が搭乗。この後、寄付を募る複数台の車が続く。

P1280298今年もファイヤーダンスで締めくくる
ファイヤーダンスが最後を締めくくる。空中高く投げる火の輪、クルクル廻しながら近づいて来る火の輪。
キャンディと違い直ぐ近くで見るので迫力は満点。火の粉が飛んできそうだ。

説明かくして、20:00過ぎに始まったコロンボペラヘラ祭りは、22:00過ぎにようやく終わった。

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