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  • インレー湖からカックーへ日帰り(One Day Trip from Inle)

    Posted on 2017年8月5日 takashi コメントはありません
    インレー湖(ニャウンシュエ)からカックーへ日帰りで行った。車の手配は、ホテルフロントでタクシーを1日チャーターした。チャーター料(プライベート)は50,000チャット(≒4,200)だった。これ以外に、タウンヂーで、カックー入域料ひとり3USD(約330円)とガイド料5USD(約550円)が必要となる。

    突然目に飛び込んで来たカックーの遺跡
    突然目に飛び込んで来たカックーの遺跡

    突然目に飛び込んで来たカックーの遺跡


    ニャウンシュエを9:00に出て約2時間、ついにカックーに到着した。
    カックーに到着すると、突然とてつもない数の仏塔の遺跡が目に飛び込んで来たのは驚きであった。

    数知れぬ仏塔が並ぶカックー遺跡
    数知れぬ仏塔が並ぶカックー遺跡

    数知れぬ仏塔が並ぶカックー遺跡


    カックーには2400以上もの仏塔が、ところ狭しにぎっしりと並んでいる。
    元々、ここは少数民族パオ族の住む地域で、住民に仏塔を建てるよう指示したのが始まり。仏塔はその家の信仰心の表れとして建てていた。古いものは崩れかかっているが、現在も修復されたり、新しい持ち主に移管されている。(ガイドの説明による)

    きれいに映ったカックー遺跡
    きれいに映ったカックー遺跡

    きれいに映ったカックー遺跡


    ここは少数民族パオ族の住む地域で、タンヂーの町からガイドが同行してくれる。
    この場所はガイドが「絶好の撮影スポットがある」と教えてくれた。

    カックー遺跡の鈴の音を聞く

    二つの胴を持つライオン像

    二つの胴を持つライオン像

    二つの胴を持つライオン像
    仏塔を守る二つの胴を持ったライオの彫刻が細やかで、美しい。

    紀元前に造られたと言われる中央の白い仏塔

    紀元前に造られたと言われる中央の白い仏塔

    紀元前に造られたと言われる中央の白い仏塔
    カックー遺跡の中央にそびえる白い仏塔は、紀元前のもの。修復はされているものの歴史の重みを感じる。

    カックー開発に貢献した金の豚の精霊

    カックー開発に貢献した金の豚の精霊

    カックーの森林開発に貢献した豚の精霊
    森林地帯であったカックーの地を開発するのに豚の貢献が大きかったとして金の豚を祀っている。

    カックー遺跡を警備するパオ族の兵士

    カックー遺跡を警備するパオ族の兵士

    カックー遺跡を警備するパオ族の兵士
    ミャンマーの少数民族によっては軍隊組織を持っている。パオ族もそのひとつで、このカックーは、パオ族の重要な施設であるため、軍隊が警備にあたっているそうだ。

    カックー遺跡を案内する少数民族パオ族のガイドと

    カックー遺跡を案内する少数民族パオ族のガイドと

    カックー遺跡の少数民族パオ族のガイド
    カックーに入るには少数民族パオ族のガイドの同行が必要であり(有料)、入域料を支払う時に一緒に請求される。

    ガイドはクン・テイン・フンさん(Khun Thein Hun)、現在大学生で来年卒業予定と言う。分かり易い英語でガイドをしてくれた。

    卒業後の進路について、ツーリストガイドになると言っていた。

    ニャウンシュエからカックーへの日帰りルートマップ

  • インレー湖を巡るボート・トリップ(2)

    Posted on 2017年8月3日 takashi コメントはありません
    インレー湖を巡るボート・トリップ(1)では、トマト栽培農園、脚で巧みにボートを漕ぎながら漁をする猟師、銀工芸品工房、ロングネックケアン族の機織り、インデインの五日市、インデイン遺跡、インデインの少数民族などを観光した。丁度ここで、お昼となったので、ボート・トリップ(2)では、水上レストランでの昼食をしてから、ロータス(蓮)を繊維を作る工場、チーク材を使った造船工場、お寺、僧院などを巡ります。

    NamPanの水上レストランへ向かう

    NamPanの水上レストランへ向かう

    NamPanの水上レストランへ向かう
    この辺りをNamPanと言うらしいが、水上レストランが軒を並べている。近くに見える仏塔はアロドーパウッパヤー(Alodaw Pauk Pagoda)。

    魚料理とトマトサラダ

    魚料理とトマトサラダ

    昼食に食べたものは
    何と言ってもトマトでしょ、と言うことでトマトサラダを注文したが、野菜そのもの。色も緑で、シャキシャキ感満点。まるで新しい食べ物を味わったような気分。

    後は、パンプキンスープとバナナの葉で巻いたバター味の焼魚、そしてミャンマー瓶ビール1本で合計12,000チャット(≒1,010円)。これで船頭さんのお昼も入っているんだと思うと安い。

    ロータス手織物工房

    ロータス手織物工房

    ロータス・ハンドウィービングセンタ
    昼食を終え次に向かったのは、In Paw Khoneにあるロータス(蓮)の繊維を織物にする手織物工場。

    ロータスの茎から繊維を作る工程

    ロータスの茎から繊維を作る工程

    ロータスの茎から繊維を作る工程
    これは大変珍しく、初めて見る作業である。ロータス(蓮)の茎を裂いて、細い繊維を束ね1本の糸によって行くと1本の糸になる。その糸から織物を作っている。

    ロータスの糸から繊維、そして織物にする

    ロータスの糸から繊維、そして織物にする

    ロータスの糸から繊維・織物にする工房
    ロータスの糸から繊維に加工し、そして機織り機で織物にする。その後染色して製品となる。
    同敷地内にある展示場では製品の販売も行っている。

    チーク材で造られた木製ボート

    チーク材で造られた木製ボート

    チーク材で造られた木製ボート
    次に向かったのは、チーク材を使った木工製品の工房。主に木製ボートを造っているようだが、木彫り製品を土産物として売っている。
    ボートは、3,000,000チャット(≒250,000円)と言っていた。このインレー湖で良く見かけるボートだった。(エンジンは別途)
    木彫りの土産物は、透かし彫りの木製台、お盆、その他置物など。

    葉巻タバコ工房

    葉巻タバコ工房

    葉巻タバコ工房
    隣接して葉巻タバコ工房がある。女性の職人達数人が並んで葉巻タバコの製作を実演している。

    狭い水路を通ってファウンドーウーパヤーへ向かう

    狭い水路を通ってファウンドーウーパヤーへ向かう

    狭い水路を通ってファウンドーウーパヤーへ向かう
    インレー湖のこの辺りは水路で分断されたいくつもの島が密集した形状となっている。その島同士を橋で繋いでいる。

    湖上の巨大な寺院ファウンドーウーパヤー

    湖上の巨大な寺院ファウンドーウーパヤー

    インレー湖の巨大な水上寺院ファウンドーウーパヤー
    やがて、ボートはインレー湖の巨大な水上寺院ファウンドーウーパヤーに到着する。

    寺院の本尊である5体の仏像に金箔を貼る

    寺院の本尊である5体の仏像に金箔を貼る

    寺院の本尊である5体の仏像に金箔を貼る
    5体の仏像に金箔を貼ることが許されているのは、男性に限られている。5枚の金箔でのみと言う。5枚の金箔入りで3,000チャット(≒250円)

    仏像は、貼られた金箔の厚みにより、その姿が団子になっている。

    湖上に建つガーペー僧院

    湖上に建つガーペー僧院

    湖上に建つガーペー僧院
    ファウンドーウーパヤーから5lmほど北に行ったところにガーペー僧院がある。1844年に建てられたこのガーペー僧院には、いろんな地方の洋式をした仏像が30体以上安置されている。

    ガーペー僧院の本堂

    ガーペー僧院の本堂

    ガーペー僧院の本堂
    本堂には各地方の様式の仏像が安置されている。
    本堂から南に延びる通路は、みやげ物屋が軒を並べている。

    インレー湖を後にニャウンシュエの町に戻る

    インレー湖を後にニャウンシュエの町に戻る

    インレー湖を後にニャウンシュエの町に戻る
    1日ボートトリップが終わり、ニャウンシュエの町に戻る。

    インレー湖 ボート・トリップ周遊ルート

  • インレー湖を巡るボート・トリップ(1)

    Posted on 2017年8月2日 takashi コメントはありません
    インレー湖はボートトリップが観光の目玉のひとつと言うことで、行ってみた。

    ボートトリップは、コースや時間によって値段が違う。街を歩いていると、「ボートトリップ?」と声をかけてくるボートドライバーに出会う。彼らは、1日チャーターで、15,000チャット(≒1,260円)とか、13,000チャット(≒1,100円)とか言っていた。

    しかしながら、地図上でどこどこを廻ると言われても、何があるのか良くわからない。と言うことで、最終的にホテルで一番行き先の多いコースを選んだ。料金は25,000チャット(≒2,100円)。一日遊んで2,100円だから十分だろう。ちなみにボートはチャーターとなっており、4人まで乗れるみたいだ。

    インレー湖 ボート・トリップ周遊ルート

    ニャウンシュエのボート乗り場

    ニャウンシュエのボート乗り場

    ニャウンシュエのボート乗り場
    インレー湖にはニャウンシュエから水路賀あり、ボートで行ける。ボート乗り場はニャウンシュエの水路沿いにある。
    ボートを予約すると、朝出発の時間に船頭がホテルまで迎えに来てくれた。

    細長いエンジン付きボート

    細長いエンジン付きボートに乗る

    細長いエンジン付きボート
    写真のお兄さんはこのボートの船頭さん。今日一日、お世話になります。

    インレー湖へ繋がる水路を走る

    インレー湖へ繋がる水路を走る

    インレー湖へ繋がる水路を走る
    ニャウンシュエからインレー湖へは水路が繋がっている。

    やがてインレー湖に入る

    やがてインレー湖に入る

    やがてインレー湖に入る
    15分ほどして、水路から大きな湖インレー湖へ入った。水の色は茶色から少しきれいになったようだ。水面に浮かんでいた水鳥達が一斉に飛び立って行く。
    猟師がボートを脚で巧みに漕ぎながら、網を操作している姿が遠くに見える。

    インレー湖のトマト栽培農園

    インレー湖のトマト栽培農園

    インレー湖のトマト栽培農園
    インレー湖に入って25分ほど走ると、ボートはトマト栽培農園に入って行く。ここ一帯がトマトの栽培農地になっている。

    収穫したトマトをニャウンシュエの町まで運搬するボートが行き来する。

    銀工芸品工房

    銀工芸品工房

    銀工芸品工房
    次に向かったのが銀工芸品工房。
    ここは見学コースとなっているようだ。

    工房で工芸品を加工する銀細工職人

    工房で工芸品を加工する銀細工職人

    工房で工芸品を加工する銀細工職人
    工房に入ると数名の銀細工職人が、銀製品を加工していた。

    インレー湖の町は水路が道路代わり

    インレー湖の町は水路が道路代わり

    インレー湖の町は水路が道路代わり
    また、ボートに乗り、次の観光スポットに向かう。

    インレー湖の南のこの辺りは、水路が道路のようになっていて、多くのボートと行き交う。エンジン付きが多いが、中には手漕ぎボートもある。

    ロングネック族の機織り

    ロングネック族の機織り

    ロングネック族の機織り
    ここは、ロングネック族の機織り工房。
    「どちらの少数民族ですか?」と聞いてみたら、「ケヤン族」と答えた。首長族はカレン族とばかり思っていたが、このケヤン族もカレン族の一族だそうだ。
    ミャンマーは130以上もの少数民族がいる民族国家と聞いていたが、余り知られていない。

    そう言えば、8年前に訪れたタイ・チェンライのロングネックカレン族を思い出した。彼らは当時のミャンマー軍事政権から逃れてきたと言っていた。
    関連記事:チェンライ(タイ)・・・カレン族

    ボートを係留しランディング

    ボートを係留しランディング

    ボートを係留しランディング
    ボートは川をどんどん遡って行き、インデインの町に着いた。ここでボートを降りて散策する。

    五日市が開催されていたインデインの町

    五日市が開催されていたインデインの町

    五日市が開催されていたインデインの町
    今日は、丁度五日市の日だった。五日市とは、シャン州の各地で五日毎に開催されるマーケットのこと。生鮮食料品から、衣料品雑貨まで、生活に必要なものが揃う。特に、このインデインは観光地ともあって、ツーリストが多いので手工芸品、民芸品などお土産物が多い。

    タイトル
    説明

    インデインの遺跡

    インデインの遺跡

    インデインの遺跡
    インデインには14世紀頃建てられた1054の仏塔で知られる遺跡がある。
    多くの仏塔は崩れかけており、手入れも行き届いていないが、未だに更新している仏塔もあり、新旧さまざまな状態で林立している。

    参道で土産物を売る少数民族

    参道で土産物を売る少数民族

    参道で少数民族の販売攻勢に遭う
    この仏塔の参道もみやげ物屋が並んでいる。
    特にこちらの女性陣はショールを売っているが、猛烈な販売攻勢をかけてくる。しかし、値段は2,500~3,000チャット(≒210~250円)

    2時間ほど

    インデインを離れ、川を下って水上レストランへ向かう

    インレー湖を巡るボート・トリップ(2)へつづく・・・
    インレー湖を巡るボート・トリップ(2)では、水上レストランでの昼食をして、ロータス(蓮)を繊維を作る工場、チーク材を使った造船工場、お寺、僧院などを巡ります。

  • ミャンマーで見た人々、ローカルフード

    Posted on 2017年7月8日 takashi コメントはありません
    ミャンマーは、数年前まで厳しい軍事政権下で、観光には適していなかったが、最近になってようやく外国人観光客を受入れ、観光開発が進みだしたところである。
    一方、日本人にとっては、同じ仏教国としての共通点もある反面、第二次大戦時の旧日本軍の軍事侵攻で多くの命が奪われた悲しい出来事があった場所でもある。
    このような思いを抱いて、今回ミャンマーへ行ってみたが、ミャンマー人の素朴さ、純粋さを感じ取ることが出来た旅であった。

    コオロギを売る少年

    コオロギを売る少年

    ミャンマー人の日常
    街に出るとコオロギを売っている少年がいた。顔には「タナカ」を着けている。また、周りの男性は、腰にロンジーを巻いている。これがミャンマー人の一般的な服装なのだ。
    未だに伝統的な生活習慣を守り、西洋文明には迎合しない生活スタイルがミャンマーらしい。

    (マンダレー ぜーヂョーマーケットで)

    マンダレーで見た屋台

    マンダレーで見た屋台

    屋台で提供する料理はカレーが主体
    マンダレーを歩いていると、道沿いに屋台が出ている。ミャンマーのローカルフードはカレーであるが、カレーと言っても味付けにカレー粉を使っているので、日本のカレーのようにルーにしてご飯にかけるより、むしろおかずとして食べている。

    サトウキビジュースを作る少年

    サトウキビジュースを作る少年

    サトウキビジュース
    ここは旧王宮内にあるレストラン。さとうきびジュースを作っている少年がいた。手動式の搾り機を力一杯回し搾り出した果汁をグラスに注ぐ。その一杯は、僅か400チャット(約34円)。振り絞った力を回復するには十分だろうか。

    寺院でタナカを売る女性

    寺院でタナカを売る女性

    女性の身だしなみはタナカから
    ここは、マンダレーの郊外、サガインにあるカウンムドー・パヤー。ここでは、タナカが有名。寺院内の通路ではタナカを販売する店がズラリと並んでいる。
    ほとんどの女性はタナカを着けている。この女性は腕にも。

    ミャンマー料理とはカレーのこと

    ミャンマー料理とはカレーのこと

    ローカルフードと言えばカレー
    マンダレー郊外のインワに行く途中、船着場の手前にあるローカルレストランで注文したミャンマー料理。これはポークカレーだけど、スープと野菜などが一緒に付いて来る。
    タイやスリランカにあるような辛いカレーでなく、日本人にも合いそうな優しい味だった。

    生ビールが安い

    生ビールが安い

    ビール好きにはたまらないミャンマーの生ビール
    ミャンマー全国で統一料金の生ビール。いろんなメーカーがあるが、中でもミャンマービールはメジャー。黒ビールのスタウトもある。
    料金は生ビール(ジョッキー)800チャット(約67円)、スタウト生(ジョッキー)1,100チャット(約92円)。更に写真のポスターにもあるように4杯飲めば1杯がタダでもらえる。
    暑いミャンマーでは、この生ビールはたまらない。
  • サパ(sapa)の街歩きを楽しむ

    Posted on 2017年6月5日 takashi コメントはありません
    サパの街には、多くのツーリストスポットがある。路上には少数民族の露店商が溢れ、彼らの手作りの民芸品を売っている。また、民芸品専門のショップでのショッピングや、レストランでベトナムフードの食事などを楽しむことも出来る。
    まず、手始めにハムロンの丘に行ってみた。
    ハムロン丘で民族舞踊を楽しむ

    民族舞踊を楽しむ

    ハムロン丘を登って奥の方にある会場で民族舞踊をやっている。1日2回の講演で時間が決まっている。
    民族舞踊の催しは、歌、踊りなどが披露される。
    ベトナムの歌や踊りはあまりなじみのない芸能であるが、そこそこ楽しめる。
    ハムロンの丘で民族舞踊を楽しむ(2)

    ハムロンの丘で民族舞踊を楽しむ(2)

    このような民族舞踊には付き物である観衆飛び入り参加のバンブーダンスもあった。
    また、最後には一緒に写真撮影も出来る。

    時間が合えばハムロンの丘で民族舞踊を楽しむのも良いかも知れない。

    ハムロンの丘からの眺めは素晴らしい

    ハムロンの丘からの眺めは素晴らしい

    ハムロンの丘は広く、入口からは丘と言うか山を登って行く感じ。

    その一角に見晴らし展望台があるので、寄ってみた。ここからはサパの街が一望出来る。(あいにくの天気でしたが)

    路上に溢れる少数民族の露店

    路上に溢れる少数民族の露店

    サパの街には露店商があふれている。少数民族が村からやって来て彼らの作った手芸品を売っている。
    露店と言うこともあり、その製品は雨の日に濡れ、晴れの日には埃をかぶり、かなりくたびれている。値段は安いが良く商品を見極めた方が良い。
    でも、その生活を見て同情してしまうこともあり、衝動買いも度々。
    サパはベトナムでは人気の観光スポットで、少数民族の街として知られ、ベトナム国内をはじめ、世界中の旅行者が訪れる。
    そこに住んでいる少数民族の彼らは、伝統を守りながら昔ながらの生活を強いられており、現状から抜け出せないでいる。彼らの生活のベースは農業であるが、一方で観光客相手に現金収入も得ようとしている。
    ところが一方で、少数民族を観光資源として活用する観光開発事業者は、サパにホテル、レストランなどを建設し、開発投資を事業として行っている。そして、観光客に目立つように大きな看板には「少数民族の露店商から物品を買わないようにして下さい。かれらはサパのイメージを低下させています」と書いている。これには複雑な思いがする。(民主国家なら、こうはならないと思うが、共産主義国家の勝手な法律がそういう仕組みを作っているのか)
    事業者にとって都合の良い理屈の看板

    事業者にとって都合の良い理屈の看板

    この看板には一見もっとものように見える内容が書かれているが、本当に少数民族のことを考えて、あるいは少数民族の人々が納得した内容か、疑問を感じる。
    共産主義でありながら、資本主義の論理を至る所に適用しているベトナムでは、観光産業も然り。少数民族を観光資源として利用し、彼らのことを置き去りにして金儲けを考えているように見える。
    小さいころから物売りをさせられている少数民族の子供

    小さいころから物売りをさせられている少数民族の子供

    街中ではこのような小さい子供が観光客を相手に物を売ったり、写真の被写体になってお金をもらっている。親から言われてしているのだろうが、小さい子供を背負い、見るからに可哀想な情景である。
    「子供を学校に行かせるため、正式な商店から買い物しましょう。現地の人にキャンディやお金を与えないで下さい。彼らを物乞いにさせないため」って言う前に、彼らの生活を考えた観光開発が必要ではないのかと思う。
  • サパ(Sapa)少数民族黒モン族のお家を訪れる

    Posted on 2017年5月25日 takashi コメントはありません
    サパの街に出ると、多くの少数民族の人々が村から出て来て商売をしている。主に露店商で内職で作った刺繍製品などを販売しているが、それ以外にもガイドをしたりもしている。
    それも小さい頃から始める子供もおり、普通のベトナム人との生活のレベルに大きな差を感じることが出来る。
    小さいころから金儲けを覚える少数民族の子供

    小さいころから金儲けを覚える少数民族の子供

    教会周辺を歩いていると、幼い子供がお土産などを売り歩いているのを見かける。特に弟や妹を背負って、痛ましい姿で声をかけてくる。値段も50~100円程度のものである。
    しかしながら、立てかけている看板には、「露店商からものを買わないで下さい。それらの製品の品質は非常に悪くサパのイメージを著しく落としています。買い物は正式なショップ、ストアから買うようして下さい」と。
    現実の世界は良く分からないが、一生懸命伝統を守り続け、底辺での生活をしている少数民族の人が観光に貢献しているのに対し、ベトナム政府の方針や、保護がどこまでされているのか、気になるところである。

    少数民族の村を訪れる

    少数民族の村を訪れる

    集落へのトレッキング方法について調べていたが、カットカットへ向かう途中、出合った少数民族の方にトレッキングのガイドをお願いした。明くる日約束の時間に待合せの場所(大教会)に行き、黒モン族の集落へ向け出発した。
    ガイドは31歳の女性で、16際に結婚して14最になる長女と11歳の長男がいる。中学校を出て高校に進みたかったが家の事情で家業である農業を手伝いながら、観光業として手工芸品を販売したり、ガイドをしたりすることを始めたそうである。英語や他の言語も外国人観光客から覚えたと言い、生活のためその努力は我々の想像を超えている。
    段々畑を見ながらのトレッキング

    段々畑を見ながらのトレッキング

    時期的には冬、雨が時折り降る曇り空で、景色はイマイチだったが、季節によって色とりどりに変化するので、別の季節にも訪れてみたい。
    少数民族の家を訪問

    少数民族の家を訪問

    やがて、少数民族の家に到着。
    家に入ると土間があるだけの単純な平屋構造だった。家の中には電灯がひとつ、テレビは置いてあった。ガス・水道などはなく、火を起こして山の水を使い炊事をする。
    私はどのような料理を作るのか興味もあって、レストランでの食事を止め、手料理を味わうことにした。
    トマト、豆腐、じゃが芋、野菜などを近くのストアで買って帰り、自宅で調理してくれた。味付けは素朴だが、なかなかいける。
    家の壁は隙間だらけで、当日は少し寒いくらい。家族一家は火の回りに集り団らん。
    現代の世界にこのように素朴な生活をしている人々がいることと言うギャップが信じられないくだいだった。
    彼らは、それを不服とせず、何かの楽しみがあるのか。都会でもっと現代的な生活を好まないのか、いろいろと聞いてみた。
    その答えは得られなかったが、それが彼らの民族・伝統を守ろうとする自然な感覚のような気がした。