海外旅行でスマホは無くてはならないツール。日本で日ごろ使っているスマホが、海外では強力な助っ人になる。
ここでは、海外SIMカードが無くても、WiFiやオフラインで使える便利なスマホ・アプリを5つ選び、その使い方などを詳しく紹介します。( iPhone, Android 対応)
- インターネットの接続が無くても使える観光地図アプリ
- 世界の航空機が地図上で見える飛行機トラッキングアプリ
- 配車アプリ
- 世界の103言語間の翻訳が出来る翻訳アプリ
- 日本へはもちろん、現地の電話にも格安でかけることが無料通話アプリ
海外でスマホ・アプリを使うには?
海外でまず行うスマホの設定
先ず最初に、日本で使用しているスマホ・携帯電話(以下、スマホと言う)をそのまま海外に持ち出す時の注意点として、日本で使っているSIMカードを無効にすることを強くオススメする。
そうしないと、スマホが国際ローミングサービスと言う海外の電話会社の回線に接続・利用した場合、後から高額な請求が来ることになる。
日本のスマホを海外で使う前に、注意事項などについて、下記リンクに詳しく説明しているので参考にしてください。
海外でスマホ・アプリを使う
日本で使っているスマホ・アプリ(以下、単にアプリと言う場合もスマホアプリを言う)を海外で使う場合、次の2つのケースが考えられる。ひとつは、海外SIMカードが無い場合、他のひとつは、海外SIMカードを使う場合である。
一般的にインターネット接続を前提に作られているアプリ(Googleブラウザや、Googleマップ、Lineソフト、Facebook、メールソフト、辞書ソフト、オンライン予約など)では、インターネットへの接続が無い場合には使用できない。
海外SIMカードが無い場合は、ホテル、レストランなどWiFi接続環境がある場合を除いて、これらのアプリは利用出来ない。
一方、海外SIMカードがある場合、WiFi接続環境が無くとも海外SIMカードによるデータ通信によりインターネット接続が可能となるので、これらのアプリが使用出来る。
海外SIMカードが無い場合(WiFi接続)でのアプリの使用
海外SIMカードが無い場合とは、海外SIMカードを未だ購入していない状況や、短期間の滞在で海外SIMカードを購入する必要がないと考える場合などである。
この状況で、アプリを使うには、WiFi接続が可能な場所(ホテル、レストラン、カフェ など)にて、普通に使うことが出来る。
このように、WiFi接続が可能な環境では、日本のSIMカードも現地のSIMカードも不要で、ほぼ全てのスマホアプリが利用可能となる。
海外SIMカードもWiFi接続も無い状態でも使える地図アプリ
スマホのアプリで使う地図アプリ(GoogleMapなど)は、インターネット接続を前提として作られているので、海外SIMカードが無い場合や、WiFi接続の出来ない場所では使えない。
ところが、トラベルコマップは、オフライン状態(海外SIMカードもWiFi接続も無い状態)で、地図機能が使える便利なアプリで、海外旅行には非常に役に立つ。
このアプリをインストールしておくと、例えば、目的地の空港に到着後、海外SIMカードを購入する前に、地図を表示しながら、ルート検索をして、タクシー、バスでホテルに向かうことが出来る。(次節のアプリ紹介で詳しく説明)
海外SIMカードが有る場合(データ通信付き)でのアプリの使用
海外SIMカードを空港到着前に購入していたり、または空港や街で購入した場合、観光地、外出時、移動中など、WiFi接続が出来ない場所でも、アプリが使用出来るので、スマホ利用範囲がグッと広がる。
この利用環境では、Googleブラウザや、Googleマップ、Lineソフト、Facebook、メールソフト、辞書ソフト、あるいはオンライン予約などのアプリが問題なく使用出来る。
例えば、Googleマップで目的地を指定しルート案内を見たり、google翻訳で現地の人とコミュニケーションをはかったりすることも可能となる。
ただし、このSIMカードは、データ通信可能なものを購入することが必要。一般的に販売されているのは、通話+データ通信機能のあるSIMカードで問題ないが、中には通話機能のみのSIMカードがありデータ通信が出来ないので、確認する必要がある。 (3G、4Gとか書いてあればデータ通信SIMカードである)
データ通信のみの海外SIMカードの注意点
一方、データ通信のみのSIMカードもあり、この場合は電話番号が付与されないので、電話を受けたり、SMS(ショートメッセージサービス)が利用出来ないなどのデメリットがある。
スマホを使用する状況に合わせて、通話を必要としない選択もあり得るので、そのメリット・デメリットを確認しておきたい。詳細は下記リンクを参照下さい。
以下に、特に海外旅行で役立つオススメのスマホ・アプリを5つ紹介する。
海外で役立つスマホ・アプリ5選
海外旅行で役に立つスマホ・アプリ5選とは、次にあげるアプリである。
- インターネットの接続が無くても使える観光地図アプリ ・・・トラベルコマップ
- 世界の航空機が地図上で見える航空機アプリ ・・・フライトレーダー24フライトトラッカー
- 配車アプリ・・・Grab、Uber
- 世界の103言語間の翻訳が出来る翻訳アプリ・・・Google 翻訳
- 日本へはもちろん、現地の電話にも格安でかけることが通信アプリ・・・Viber
トラベルコ マップ
トラベルコマップは、インターネットに接続していなくても使えるナビゲーション機能付きのオフライン無料地図アプリで、事前に地図をダウンロードしておくことで、旅行先でインターネット接続が無いオフライン環境で地図を見ることが出来る。
トラベルコマップで使用している地図やデータは、世界中のユーザーが日々更新している OpenStreetMap(https://openstreetmap.jp/)に基づいており、登録された観光スポットなどが閲覧出来る。
使える機能・特徴
トラベルコマップのルート検索では、目的地を指定すると現在地から目的地までのルート検索をしてくれる。海外で初めての場所で、目的地まで移動する時に非常に役立つ。
例えば、空港に到着した後、海外SIMカードがなくても、空港からホテルまでのルート検索が行えるので、タクシーなどに安心して乗れる。
ストップオーバーなど短期間の滞在で、SIMカードがない場合でも地図が使えて便利。また、トラベルコちゃんおすすめスポットが予め登録されているので、観光ガイドとしても使うことも出来る。
ダウンロード・使い方
使い方は簡単。まず下記リンクからアプリをダウンロード、インストールして起動する。
次に[メニュー][地図ダウンロード]から地図データをダウンロード(無料)する。地図は、国ごと地域ごとに分かれており、目的地(トラベルコマップを使う場所)の地図データのみ、ダウンロードすれば良い。
地図上に現在地が表示されているので、[ルート][目的地]で行き先を入力するとルート検索を行うことが出来る。
また、[ブックマーク]では、予め、観光スポットの他、レストラン、ホテル、ショッピングセンターなどがトラベルコちゃんのおすすめスポットとして登録されているので直ぐに利用可能である。
フライトレーダー24 フライトトラッカー
Flightradar24は、世界中で運行している航空機情報をリアルタイムに表示するアプリで、1,200以上の航空会社、世界の4,000以上の空港、180,000以上の航空機をカバーしている。
使える機能・特徴
フライトレーダー24を使えば、例えば、出発当日にフライト運航状況を確認したり、空港のフライトスケジュールをリアルタイムで見たりすることが出来る。
また、友達、家族など他の人が乗るフライトが分かっている場合、フライト情報や、飛行位置、実出発時刻、到着予想時刻などがリアルタイムでわかるので、空港に迎えに行く前に確認すると便利に使える。
その他にも、例えば、今現在上空を跳んでいる飛行機があれば、直ぐにフライトレーダー24を起動して、そのフライトの出発地、行き先、出発・到着時刻などのデータが地図上で見られるのが非常に興味深い。
ダウンロード・使い方
フライトレーダー24の使い方は、 まず、下記リンクからアプリをダウンロード、インストールして起動すると、画面上に飛行機の現在地が表示される。
[設定]にて表示モードを自分の好みに選ぶことが出来る。更に[フィルター]で空港を指定すると、その空港に離着陸する飛行機にフォーカスをあて絞り込むことが出来る。
表示されている飛行機をタップすると、出発空港、目的地、時刻、高度、スピードなど詳細なフライト情報が表示される。
また、検索ボックスを使うと、便名を入力してフライト検索が出来る。例えば、VJ829と入力すると、そのフライトの出発時刻、到着時刻の他、飛行履歴などが参照出来る。
配車アプリ Grab、Uber
配車アプリとは、アプリ上で乗車位置と降車位置を入力して料金を確認した上で、配車を依頼し、配車された車で目的地まで乗車して料金を支払う仕組みを提供するソフトウェアである。
使用される車は、一般のドライバー所有のものを登録して利用する。料金は乗車位置と降車位置からルートを割出し、乗車前に金額を乗客に表示する。このため、悪質タクシードライバーのようにぼったくりに遭ったり、メーターの無い車のように交渉する必要もないので、利用者は安心して乗れる。また、タクシーと比べて安い料金設定になっているのも嬉しい。
海外旅行でタクシーを利用したとき、場所や時間帯によっては、メーターでの走行を拒否されたり、料金交渉が必要となる場合があるが、配車アプリでは、乗る前に金額が明確になっているのでこのような問題は起こらない。
また、ドライバーも一定基準を満たした上で登録され、利用者のドライバーへの評価もアプリで表示されるので、一定の水準が保たれている。
このような配車システムが東南アジアでも広く普及しつつあり、旅行する上で非常に有効な交通手段となって来ている。
東南アジアおよび周辺諸国で利用出来る配車アプリには、次のGrabとUberがある。違いはサービスを提供する国で、Grabは、東南アジアのシンガポール、 マレーシア、 インドネシア、 タイ、 ベトナム、 フィリピン、 ミャンマー、 カンボジアの8ヵ国に対し、Uberは、アジア圏では、日本の他、台湾、韓国、香港、マカオ、インド、スリランカ、パキスタンなどである。
Grabの機能・特徴
Grab(グラブ)は、マレーシアを拠点として東南アジアで拡大して来た配車サービスで、2018年3月にタイなどで展開していたUber(ウーバー)の事業を買取って以降、東南アジアでは最大の配車サービスを提供している。
2019年4月現在、東南アジアでは、シンガポール、 マレーシア、 インドネシア、 タイ、 ベトナム、 フィリピン、 ミャンマー、 カンボジアの8ヵ国・336都市でサービスを展開している。
各国でのサービス利用可能な都市は、下記リンクを参照下さい。
一方、Uberは、現在も、香港、マカオ、台湾、韓国、インド、スリランカなどでサービス展開をしている。
Grabのダウンロード・使い方
Grabの使い方は簡単。まず、下記のサイトからアプリをダウンロードしてインストール後、電話番号、メールアドレスなどを入力して利用者登録する。
配車を依頼するには、まずアプリを起動して、ピックアップ地点(乗車場所)とドロップオフ地点(降車場所)を入力する。その後、スマホ画面に料金が表示されるので、希望の車種を選んで呼び出す。
すると、Grabが近くのドライバーを探し、アプリ上にドライバーおよび車両情報(車種、ナンバープレート)、および車の現在位置、到着予想時間を表示して知らせる。
やがて、車が到着するので、乗車前にドライバー、車種、ナンバー プレートなどの車両情報を確認して乗車する。
ドライバーは目的地を知っているので、何も言わなくても目的地まで走る。もし、乗車ルートに不安があれば、自分と車の位置を地図上で確認することも出来る。
到着すると、予め表示されていた料金と通行料などの追加料金(あれば)を現金またはクレジットカードなどで支払って、下車する。
下車後、乗車の評価やドライバーへのコメントを書き込めるようになっており、これが後に利用する乗客へのフィードバックとして活用される。
このように明確な料金とドライバーへの評価があるため、乗客が継続して利用するようになり、普及して来た。
なお、配車システムを利用して空港へ行く場合、タクシーより高く表示されることがあるので、料金を確認しておいた方が良い。(空港での営業権のあるタクシーなどと違い、一般の車が営業目的で空港へ入る時、特別料金を徴収される空港があるため)
Uberの機能・特徴
一方、Uber(ウーバー)は、2009年にアメリカで始まった配車システムで、一般の人がドライバーとして車を提供し、乗客へのサービスを行うもので、スマホのアプリによって利用する。
2019年8月現在、世界の700以上の都市で利用可能。アジアの国では、日本の他、台湾、韓国、香港、マカオ、スリランカなどで利用出来る。
その他の国は、下記リンクを参照。
https://www.uber.com/global/ja/cities/
Uberを利用するメリットは、料金が固定されており、タクシーよりも安いことがあげられる。ドライバーへの信頼性を評価するシステムも採用しており安心して乗車が出来るように考えられている。
Uberのダウンロード・使い方
Uber(ウーバー)の使い方はGrabと同様。まず、下記サイトからアプリをダウンロード、インストールして、メール アドレスと携帯電話番号を登録する。
配車を依頼するときは、アプリを開いて目的の場所を入力すると、最適な乗車場所の候補がアプリに表示されるので選択指定する。
すると、配車される車のドライバーと車種、ナンバープレートなどの車両情報と現在位置がマップ上に表示されるとともに、何分後に到着するかの情報も表示される。
車が到着したら、乗車前にドライバー、車種、ナンバー プレートなどの車両情報を確認して乗車する。
目的地に到着すると、現金またはクレジットカードなどで支払いをする。
配車時に確定する料金は、予想所要時間、出発地から目的地までの距離、時刻、ルート、需要のパターンに基づいて計算される。ただし、通行料などは追加料金として支払う。
利用方法の詳細は、下記リンクを参照。
乗車後はドライバーについての評価やコメントを入力できる。また領収書もEメールで送付される。
空港でUberの配車を利用出来る。アジア地区では、現在下記の空港で利用出来る。
香港: 香港国際空港 (HKG)
インド: チェンナイ国際空港 (MAA)、 チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM)、 コーチン国際空港 (COK)、 インディラ ガンディー国際空港 (DEL)、 ケンペゴウダ国際空港 (BLR)、 ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港 (CCU)、 プネー国際空港 (PNQ)、 ラジーヴ ガンディー国際空港 (HYD)、 アフマダーバード国際空港 (AMD)
日本: 成田国際空港 (NRT)、 東京羽田国際空港 (HND)
韓国: 金浦国際空港 (GMP)、 仁川国際空港 (ICN)
台湾: 高雄国際空港 (KHH)、 台中国際空港 (RMQ)、 台湾桃園国際空港 (TPE)
その他の空港は、下記を参照。
https://www.uber.com/global/ja/airports/#airport-list
Google 翻訳
Google 翻訳(グーグル翻訳)は、103言語間で相互に翻訳出来るアプリである。このアプリがあれば、海外旅行のいろんなシーンで言葉の壁が低くなり、旅が一段と楽しくなるのは間違いない。
翻訳モードには、テキスト入力や、音声入力の他、カメラで撮影した文字を訳すモードがあり、ホテル、レストラン、ショッピングなどでの音声入力による会話以外にも、看板などの文字を翻訳することが出来る。
使える機能・特徴
Google 翻訳の各機能の特徴を次に示す。
- テキスト翻訳: 入力により 103 言語間の翻訳が可能
- オフライン: インターネットに接続しなくても翻訳が可能(59 言語に対応)
- リアルタイム カメラ翻訳: カメラを向けるだけで画像内のテキストを瞬時に翻訳(88 言語を認識し103言語に翻訳)
- 写真: 写真を撮影またはインポートして、より高精度に翻訳(50 言語に対応)
- 会話: 2 か国語での会話をその場で翻訳(32 言語に対応)
- 言語の自動検出: [言語を検出する] を選択すると、アプリが言語を自動的に認識し、翻訳。
Google翻訳を使うと、空港、ホテル、レストラン、街中など、至る所で利用でき、地元の人との距離がグッと近くなる。
アジア圏で、英語が通じる国はシンガポール、フィリピン、マレーシア、スリランカなどに限られ、それ以外の国では、高級ホテルやレストランを除くと英語は全く通じないところが多い。そんな場合にこのアプリは力を発揮する。
ダウンロード・使い方
Google 翻訳の使い方は、まず下記リンクからアプリをダウンロード、インストールして起動する。最初に原文の言語と訳文の言語を設定しテキストを入力すると、訳文が下の画面が表示される。その他、カメラ入力、手書き入力、会話、音声をメニューから選択すると、それぞれのモードに移行する。
Viber
Viber(バイバー)は、Viber Media(バイバーメディア)が2010年に開発したスマホ、パソコン用の無料通話アプリで、メッセージ送信やグループチャット、国際電話など、音声通話やビデオ通話が出来る。 現在、楽天の子会社Rakuten Viberが運営を行っている。
使える機能・特徴
無料通話アプリとしは、LINE、Skypeなどが日本でも広く使われているが、Viberと他のアプリとの違いは、海外で固定電話や携帯電話への通話する時の利用可能な国と料金の安さにある。
これは、海外から日本の固定電話や携帯電話へ電話をかける時に、大きな力を発揮する。
Viberから固定電話や携帯電話へ通話する場合、Viber-OUT機能を使う。この機能は、インターネット電話となっており、どこからでも、日本や他の国への通話が可能となる。
通話料金は通話先の国毎に決められている(発信元の国によって変わらない)。
例えば、日本の固定電話への通話料は3.35円/分であるが、この料金は、日本国内からかけても、他の国からかけても同じ。
同様にタイの場合は10.04円/分で、タイ国内からかけようが、日本や他の国からかけようが同じ料金である。
利用するには、プリペイド式でクレジットを購入する(つまりチャージすること)が、最少チャージ金額が0.99米ドル(約110円)となっており、LINE、Skypeなど他の無料通話アプリと比べ安い。
また、有効期限が購入から6ヶ月あり、6ヶ月間通話を利用しないと無効となる。
各アプリの固定電話や携帯電話への通話料金比較についての詳細は、下記リンクを参照下さい。
このアプリはホテルのWiFi接続での利用も可能で、私が日本の固定電話(会社が多い)へ電話をかける場合は、ホテルのWiFi接続を使ってViberを利用することが多い。
ただし、相手からの電話を受けるには、滞在国の電話番号が必要なので、通話付きのSIMカードが必要で、無い場合はメールで連絡してもらう。(上記リンク参照)
最低チャージで約30分間通話が出来るので、残金が半分になった時点で、最低チャージ分(0.99米ドル)をチャージして利用している。
ダウンロード・使い方
Viberを使うには、まず下記リンクでアプリをダウンロード後、インストールする。そしてアプリを起動して、スマホ内電話帳を共有にすると連絡先が表示されるので、通話先を選んでViber-OUTで電話をかける。
相手のスマホにViberがインストールされていると、無料通話が可能となるのは、LINEなどと同じ。