2019/08/10:見直更新済み
ホテル探しのポイントは人気のホテルをお得な料金で予約すること。これには、宿泊経験者が残したクチコミを利用しよう。そのホテルの評判が分かる。
ホテルの種類と部屋
ホテルの分類
ホテルには、設備および料金面で、高級ホテル(5つ星、4つ星)から 中級ホテル(3つ星)、エコノミーホテルなどに分類される。
その他、比較的規模が小さく個人・家族経営が多いゲストハウス、B&B(ベッド&ブレックファースト)もエコノミーホテルの分類に入る。
また、長期滞在の利用を目的としたサービスドアパートメントや、コンドミニアムなども短期の宿泊を提供するところもあるが、短期では料金は割高となる。
高級ホテル:設備が揃っており、レストラン、バー、あるいはプールやスポーツジムなどが付属している。また、室内もグレードの高い装飾がされている。
中級ホテル:高級ホテルに比べやや設備規模は小さいが、室内にはテレビ、冷蔵庫(ミニバー含む)など基本的な装備が揃っている。
エコノミーホテル:ビジネスホテルとも分類され、最小限の設備はある。室内は一般に広くはないが、短期の宿泊には問題がない。エコノミーホテルは一般にロケーションがいい所か、交通の便がいい所に立地していることが多い。
ゲストハウス:日本で言う民宿的な感じで、大規模なホテルと違って、宿泊者数も多くなく、静かで落着いた雰囲気で過ごせるメリットがある。一般に地元の家族経営のところが多いため、料金も安く、フレンドリーな対応で接してくれるところが多い。
B&B:Bed & Breakfastと言い、簡易ホテルと言うイメージが強いが、一般にロケーションが良く、ホテル設備や室内装備が簡単なだけ料金も安い。
サービスドアパートメント:ホテルが1~数泊に対して、1週間~数ヶ月の中長期滞在向けの宿泊を提供する施設である。(中には一日単位での宿泊も可能なところもある)
ホテルと同じようにフロントがあり、スタッフがいて朝食や部屋の掃除などもしてくれる。
一ヶ月以上のレンタルでは、水道代、電気代などは従量制での支払いとなる場合が多い。
コンドミニアム: 通常は数ヶ月以上の 長期滞在などで利用するための宿泊設備で、オーナーとレンタル契約をすることにななる。(オーナーによっては、一日単位で貸しているところもある)
部屋は、居住用に造られており、日本のマンションのように1戸1戸が独立しており、個別の鍵で出入りを行う。部屋には、ステューディオ(ワンルーム)から1~3ベッドルームなどがある。
部屋には調理が出来るようキッチンが付いており、必要な調理器具(ユーテンシル) や、食事のための食器類、ナイフ・フォークも備わっている。(オーナーによっては、長期居住者向けに家具無しで提供する場合があり、居住者が持込む必要がある)
したがって、旅行者が借りる場合は、フルファーニッシュト(fully furnished)であることの確認が必要で、クローゼットやテーブル・椅子などの家具や、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸しポットなど家電製品一式が備わっているかどうか確認をしておきたい。
ホテルの部屋の分類
部屋には、1部屋のステューディオ(ワンルーム)、リビングとベッドルームが別になったスイート、そして独立した建物になったバンガロー(シャレー、ヒュッテとも)などがある。
それぞれの部屋のベッド構成により、シングル(1人用)、ツイン(2つのシングルベッドで2人用)、ダブル(1つのダブルベッドで2人用)、トリプル(1つのシングルベッドと1つのダブルベッド、または3つのシングルベッドのいずれか)がある。
また、エクストラベッドと言って、仮設(簡易)ベッドを追加することもある。
良いホテルを見つけるには
ホテルには高級ホテルからエコノミーホテルまであるが、一般に良いホテルとは、宿泊者の考える予算で、ホテルの外観・設備、室内の装飾・備品、清潔度、ホテルのサービス、従業員の態度、ロケーション、交通の便などが満足出来るレベルにあると判断出来るものである。
これらのホテル情報を事前に調べるには、ホテル予約サイトが便利である。まず、予算の範囲を絞り込み、ロケーションを見ながら、それぞれのホテルのクチコミを確認することが出来る。
例として、Booking.comで見てみよう。
予算での絞り込みをするには、左サイドにある絞り込み検索を予算金額にあわせると良い。
次にロケーションを確認しよう。短期滞在には交通の便が良い所、少し長い滞在では町外れでも、静かでリゾートのような雰囲気を味わえる場所が いいかも知れない。ロケーションは左サイドの地図上に現れる。
そして、クチコミのスコアをクリックすると、これまでの宿泊者が残したコメントを見ることが出来る。特に気になる点があれば、その部分を絞り込むことも出来る。
例えば、朝食はどうだったか、ロケーション(交通の便)は、WiFi接続はどうかなど。あらかじめ、そのホテルの満足度をチェックできるので非常に役に立つ。
こうして気になるホテルが見つかると、予約の前に、予約画面で、部屋の種類(広さや設備で料金も違う)や予約条件(朝食の有無やキャンセル料)などを確認する。
ホテルを予約するには
ホテルの予約方法のいろいろ
クチコミである程度の宿泊候補や希望のホテルのイメージが出来てきたところで、実際に予約する前に確認したい項目がある。
それは、ホテルの部屋の種類と料金、朝食が含まれるかどうかなど。また、予約手数料やキャンセル条件・キャンセル料(返金の有無)などもチェックしておきたい。
一般に、ホテルの予約には下記の手段がある。
- ホテル予約サイトで予約
- 各ホテルのWEBサイトで直接予約(オンライン)
- ホテルへEメールで直接予約(オフライン)
ホテル料金は経由するホテル予約サイトや予約方法によって違ってくる。それは予約サイトとホテルとの契約で、集客力のある予約サイトや旅行代理店は有利な仕切価格で契約していることが多い。
一般には、販売量の多い予約サイトでは仕入れ価格が低いためホテル料金が安いことが多い。ところが、一方で小規模や家族経営のホテルでは、直接予約することで、安く宿泊できることもある。
ホテル予約サイトを使う
予約サイトを利用する場合、ホテル料金の内訳(税、サービス料など)、予約手数料、キャンセル条件とキャンセル料、料金支払のタイミング(予約時かホテルチェックアウト時か)などが予約サイト毎に違うため、予約者にとってメリットのある予約サイトを選ぶことが重要である。
例えば、日程がはっきりしていないが、早い目にホテルを確保しておきたい場合、キャンセル料が無料であれば、後々の日程変更には有利である。
また、現地での現金またはカードの支払を少なくしたい場合や、予約時点で支払を済ませたいなどの場合は予約時点での支払がありがたい。
このようにホテル予約サイトを利用するには、それぞれのホテル予約サイトの特性や強み・弱みを知っておきたい。
ホテル予約サイトの手数料、キャンセル料、変更料、支払時期、提携ホテル件数、長所、短所、利用上のポイント、使い易いホテル予約サイトをランキング形式で表示した、ホテル予約サイトの強み・弱みを下記リンクでチェック。
ホテルに直接予約する
一方で、中級ホテルやエコノミーホテルなど小規模のホテル、あるいは個人や家族経営のゲストハウスなどでは、直接予約(WEBサイトかEメール)の方が安い場合もある。
このようなホテルでは、連泊時のディスカウントやツアーやアクティブとセットにしたパッケージなども提供している場合があり、チェックして見る価値はある。
これらのホテルのサイトは、ホテル名で検索すれば容易に見つけることが出来るので、そのWEBサイトのRESERVATION(予約ページ)か、CONTACT(連絡先)をクリックして問合せしてみよう。
ホテルへの問合せ時は、まず、こちらの希望宿泊日、宿泊日数、宿泊人数、部屋・ベッドの仕様、禁煙/喫煙などを要望として伝え、空室状況を聞く。
その他に、ホテル設備、チェックイン時間、チェックアウト時間などもWEBサイトなどで情報が得られない場合は、聞いておく。
また、宿泊者情報として到着予定時間、ホテルまでの交通手段、送迎の要否なども連絡しておくと良い。
ホテル予約に役立つ英文Eメールを下記サイトにてチェック下さい。
ホテルを予約してみる
予約サイトを使って予約してみる
実際に予約サイトを使ってホテルを予約する手順を確認してみよう。下のホテル検索ボックスに宿泊地名(例として、バンコクを入力済み。任意の都市を入力可能)を入力して、検索ボタンをクリックする。
Booking.comすると、下記の画面が表示される。
次にホテル料金の内訳を確認しよう。料金に、朝食が含まれるか、税・サービス料込みか、予約手数料は?など。
また、キャンセル条件、キャンセル料、 宿泊料支払のタイミング(予約時か、現地チェックイン・チェックアウト時か)などである。
Booking.comでは、現地での支払が一般であるが、他の予約サイト(例えば、Expediaなど)では、予約時点での日本円でのクレジットカード払いとなることがある。
各予約サイトでは、ポイントプログラムが用意されており、宿泊料金に応じたポイントを次回の宿泊時に使用することが出来る。
Booking.comカードを使うと
Booking.comカードを使うと、ポイントが最大6%となる特典がある。
通常の利用金額の合計100円(含む消費税)につき、1ポイント(1%)が付与される上、Booking.comでの宿泊で、宿泊額×5%のポイントが付与。合計6%となる。
また、このカードは、年会費永久無料の上、最大2,500万円の傷害死亡・後遺障害の海外旅行保険が付帯されているので、海外旅行をする方は、持っていても損はない。
(傷害死亡・後遺障害の補償額のみ、事前の旅費等の支払い有無により異なるが、その他の補償項目は、カード使用有無に関わらず自動的に補償される・・・カード会社の注記より)
Booking.comの海外旅行保険について詳細は、下記リンクを参照下さい。