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実践旅行ガイド
ベトナムへ行く前に知っておきたい基本情報をはじめ、旅行計画に役立つ情報として、ベトナムへのアクセス方法、ベトナム国内の移動方法、市内交通機関の利用、スマホ・SIMカード、安全・衛生の注意事項などについて紹介しています。
ベトナムについて知る
基本情報
国 名 | ベトナム社会主義共和国 (Socialist Republic of Vietnam) |
面 積 | 32万9,241平方キロメートル (日本の0.88倍) |
人 口 | 9,636万人(2018年) ハノイ 732万8,000人、ホーチミン 829万8,000人 |
首 都 | ハノイ |
民 族 | キン族(越人)約86%,他に53の少数民族 |
公用語 | ベトナム語 (観光地や大きなホテル、レストランなどでは英語が通じる) |
宗 教 | 仏教(約80%)、そのほかにカトリック、カオダイ教、ホアハオ教など |
時 差 | 日本と2時間の差(日本が朝8時のとき、ベトナムは朝6時) |
政治体制 | ベトナム共産党による事実上の一党独裁政治 |
経済情勢 | ベトナムのGDPは約2,235億米ドル。経済成長率6.81%(2017年) ASEAN域内でもトップクラスの成長率を達成(2015年6.68%,2016年6.21%) コメなどの第一次産業の労働人口は半数を超えるが、 料品など低付加価値製品から外国資本による電子機器関連産業への移行、 そしての観光業の伸びがGDPの成長率に貢献している。 |
※データは下記外務省、ジェトロの各サイトから引用。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vietnam/data.html
https://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/basic_01.html
通貨と両替
ベトナムドン (VND) 1,000ベトナムドンが約4.6円 (2019年6月現在)
下記は、ホーチミン、ハノイでレートが良い両替所です。
電圧と変換プラグ
電圧は220V×50Hz。プラグは最近ではA型が使用されているところが多く、日本の電気製品が220V対応であれば、変圧器なしに使える。
日本で使っている三又分岐コンセントを持っていくと便利です。
観光ビサの取得 (2019/5/30現在)
15日以内の滞在はビザ不要
ただし 下記の条件を満足すること。
- パスポートの残存期間6ヶ月以上必要
- 前回のベトナム出国日から30日以上経過
- 出国の航空券を所持
16日以上の滞在などビザが必要な場合
下記の場合はビザが必要。
- 16日以上の滞在。
- ベトナムを出国して、30日以内に再入国する場合。
例えば、カンボジア等の隣国へ行って戻る場合が該当する。
日本国内で観光ビザを取得する3つの方法
駐日ベトナム大使館に申請して取得する方法
下記サイトにて、オンライン申請をした後、プリントアウトした申請書にサインをして、パスポートと共に駐日ベトナム 大使館に送付してビザスタンプを取得をする方法である。
オンラインで申請できない場合は、下記のサイトから申請フォームをプリントアウトして、駐日ベトナム大使館に提出または送付することも出来る。
郵送の場合、ビザ申請書に、返信用の封筒を同封する必要がある。
駐日ベトナム大使館公式サイト
代行業者に依頼する方法
ベトナム大使館で申請手続きの代行をしてくれる業者がいる。
上記のオンライン手続きと大使館への提出と受領を代行してくれる業者である。
手数料は、1ヶ月シングルで約8,500+送料が相場。
空港到着時にビザを取得する方法(Visa on Arrival)・・・おススメ
日本国内で取得する以外に、ベトナムの空港到着時にビザを取得する方法がある。
空港で発給されるビザオンアライバルは、事前にベトナムの旅行社にWEB経由でApproval Letterの発行を依頼する必要がある。
このアプルーバルレターを空港のイミグレーションでパスポートに添付して申請すると、ビザが発給される。
空港では、申請費用として、シングル25 USD、マルチ50USDが必要である。
一方、アプルーバルレターの発行依頼時に支払うベトナムの旅行社への手数料は、1ヶ月シングルで一人6 USD、マルチで一人8 USDで非常に安価である。
下記は、実際に申請したアプルーバルレターの発行とビザ発給についての記事です。
下記は、私が利用したおススメのベトナムの旅行社です。
ベトナムへのアクセス
ベトナムへの航空便は、日本およびベトナムの航空会社以外に、中国、タイ、マレーシア、シンガポール、台湾など多くの航空会社が運航している。
直行便と経由便
日本からベトナムへは、ハノイ、ダナン、ホーチミンなどの都市に直行便が運航されている。
航空会社は、ベトナム航空、全日空、日本航空、そして、LCCのベトジェットエアなどである。
一方、経由便は、中国経由の中国国際航空、上海航空、中国東方航空、中国南方航空や台湾経由のエバー、中華航空、その他タイ航空、マレーシア航空などがある。
経由便は、その航空会社の属する国の空港を経由(ストップオーバーと言う)する必要があるので、そのメリットとして、経由先の都市を観光できることである。
日程に余裕があれば、途中降機して1~2泊しても良い。
おススメはベトジェットエア
ベトジェットエアは、昨年2018年11月に関空-ハノイ線に初めて就航した。その後、同年12月に関空-ホーチミン線が就航。続いて翌年2019年1月に、成田-ハノイ線の就航も開始された。
LCCで直行便となれば、料金も安い上、時間的にもメリットがある。
空港についてまずすることは?
日本からの飛行機は、ホーチミン行きは、タンソンニャット空港、ハノイ行きは、ドイバイ空港に到着する。
空港に着くと、最小限の現地通貨の両替、ホテルまでのタクシー移動が必要となる。
また、SIMカード購入など現地に到着してからやるべきこと、注意すべきことなどを確認しよう。
ホテルを賢く予約しよう
ベトナムのホテルの予約は、通常のホテル予約サイトの他、ベトナムの旅行会社が運営するホテル予約サイトがある。
この予約サイトでは、ホテルのランクも幅広く選べ、またホテル数も多い上、価格的にも安いことが多い。
特にローカル都市に行く場合にはホテル選びの頼りになる。また、地元の強みを活かしたディスカウントセールなどもあるので、ぜひ比較して見よう。
ベトナムのホテル予約は、
国内移動方法を知る
速くて便利なLCC
ベトナムは南北に細長い国。ハノイからホーチミンまでは1700km以上にもなる。ここを縦断するには航空機が便利である。
ベトナムの国内線は、ベトナム航空の他、格安航空会社のジェットスター、ベトジェットが就航している。
共に、ホーチミン、ダラット、ナチャン、ダナン、フエ、ビン、ハノイ、ハイフォンなどの主要都市への路線があり、料金も安くて便利。予約は下記のサイトから出来る。
ジェットスターは、旧パシフィックエアーラインを買収してブランドをジェットスターとして運営しているが機材も古いためか、遅れ、キャンセルなどでトラブルが多かった。
例えば出発時間の1時間以上の遅れは日常茶飯事。チェックイン後にフライトがキャンセルされることもあった。
ホーチミンからのフライト時刻と料金:
海岸線を南北に走る統一鉄道
一方、北から南までを走る統一鉄道に乗って見るのもいい。時間は30時間かかるので、空路とうまく組み合わせると効率よくベトナム縦断が出来る。
列車は、Hard seat w/ AC (2等客車) Soft seat w/ AC (1等客車) Hard sleeper w/ AC (2等3段式寝台車) Soft sleeper w/ AC (1等2段式寝台車) の各車両がある。
予約はインターネットでは出来ず、日本からだと旅行社かホテルに頼まなければならない。
ベトナムに到着後であれば、ハノイ、ホーチミンなどの主要駅に行って購入出来る。ベトナムでは駅のチケット売場はカウンター式で英語が通じる。
希望の列車番号と乗車駅、降車駅、時刻、購入枚数を紙に書いておくのがベター。
ホーチミン(サイゴン駅)発の列車時刻表と料金:
列車 ホーチミン市 - ニャチャン ¥ 2,140–9,368 7時間 13分 – 8時間 21分 | |
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列車 ホーチミン市 - ダナン ¥ 3,777–14,725 17時間 5分 – 19時間 35分 | |
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列車 ホーチミン市 - ハノイ ¥ 5,948–21,734 1日 9時間 20分 – 1日 13時間 35分 | |
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列車 ホーチミン市 - フエ省 ¥ 4,149–15,217 19時間 44分 – 22時間 38分 | |
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便利で使いやすい長距離バス
長距離バスは、旅行社やバス会社が各方面行きのバスを運行させている。
特におススメのひとつは、ベトナムで老舗のシンツーリストで、外国人旅行者の多くが安心して利用出来る人気の旅行会社である。
シンツーリストでは、オープンバスと言うベトナムの観光地を経由する長距離バスを運行している。このバスは乗降りが自由なので、観光地を周遊して目的地まで行くことが出来るので、旅行者には人気である。
また、鉄道との違いは、鉄道駅が街の中心から離れているのに対し、オープンバスは街の中心まで入ってくれる。
長距離バスの中には、スリーピングバスが運行されており、座席がその名の通りほぼフラットになるので、寝ながら移動が出来るので、特に夜間では楽である。
気を付けたいのは、シンツーリストなどベトナムの旅行社のツアーは旅行保険をかけていないところが多いので、自身で旅行保険に入っておくと良い。
一方、カントーやチャウドックなどメコンデルタ方面にいく場合は、Futaバス会社が利用出来る。
ホーチミン発のバス時刻表と料金:
バス ホーチミン市 - ニャチャン ¥ 2,194–4,302 6時間 45分 – 11時間 | |
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バス ホーチミン市 - カインホア ¥ 2,052–5,660 7時間 – 11時間 30分 | |
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バス ホーチミン市 - ダナン ¥ 3,600–8,259 16時間 40分 – 1日 2時間 | |
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バス ホーチミン市 - ハノイ ¥ 7,075–12,027 1日 10時間 – 1日 11時間 | |
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バス ホーチミン市 - フエ省 ¥ 3,507–12,027 18時間 – 1日 2時間 | |
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ホーチミンからハノイまでの各交通手段の比較
ホーチミンからハノイまで、飛行機、列車、バスの時刻表と所要時間、料金を較する。
フライト ホーチミン市 - ハノイ ¥ 6,567–69,940 2時間 5分 – 1日 28分 | |
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市内交通機関を乗りこなそう
市内乗合バス
ベトナムで外国人旅行者が乗合バスを利用するには、少々ハードルが高い。
しかしながら、ホーチミン市などでは、スマホがあれば意外と簡単に利用出来る。
スマホのグーグルマップを起動し、目的地を入力または地図上で指定すれば、どの停留所で乗り、どこで降りればいいか、教えてくれる。
バス乗務員も乗っているので、行き先または、降りるバスストップを示せば、ちゃんと教えてくれる。
バス代は3,000~6,000VND(約15~30円)なので、利用するメリットは大きい。
タクシー
ハノイ、ホーチミンなど都市部のタクシーはメーターで走ってくれるが、夜間などは交渉性になる場合もあるので注意する必要がある。
また、ベトナムは白タクが多いことでも有名で注意したい。白タクの外観は普通のタクシーと同じように装っており、屋根の上のアンドンや、ボディーの会社名表示、車内のメーターまで本物そっくりに作られた偽物。
ベトナムではこのようなパーツが売られており、私有車を使って夜間とか、休みの日だけ、偽タクシーで稼ぐ人も多い。
このようなタクシーを避けるためには、空港やホテルなどの正規のタクシー乗場から乗るか、安心できるタクシー会社のタクシーを利用するなどの注意が必要。
安心して利用出来るタクシーは、マイリーン、ビーナのタクシーだ
MAILINH TAXI、VINAは信頼できるタクシー会社。
ただし、会社は安心出来ても、ドライバーによっては癖があるので、メーター走行かなどの確認は必要。
シクロ
シクロが旅行者にとっては観光用乗り物となっている。街を歩いているとよく声をかけられることがある。
タクシーと比べると結構料金が高いが、観光用として割り切るなら、限定的に利用してもいい。
ただし、料金のトラブルは結構多いので、ルートと時間とトータルの料金を事前交渉することが大切。
シクロのドライバーは出来るだけ稼動時間を延ばそうと思うため不必要なところまで連れて行く傾向にあり、時間はオーバーし勝ちで、最終的に思ったより高い金額を請求されることが多い。
ベトナムに行くなら、ぜひ訪れたいおすすめ観光地・人気の見どころベスト10を紹介します。
現地SIMカードを手に入れよう
日本のスマホをそのままベトナムで使うと通話料金は非常に高くなるので、現地で、通話SIMカードを購入しよう。電話が使えれば、ホテルとの連絡、現地ツアーの連絡用など、非常に役に立つ。
また、緊急時など、言葉が通じなくとも近くにいる現地の人に代わって電話してもらえるので、とにかく持っておくと頼りになる。
安全・衛生は最重要!
治安は概して良いほう。しかしながら、旅行者はいつも狙われていることを念頭に置き、人混みでは自分の持ち物に気をつけ、周囲に気を配りながら行動しよう。
ベトナムの交通事情はひどい。特にバイクが多いのとで気をつけること。バイクの運転マナーも良くない。歩道でも、逆走でも平気だ。また、信号が少ないので道路を渡るときには、地元の人の横について一緒に渡るのが一番安全。
食べ物には気をつける。生ものや調理して時間が経っている物は避ける。
子供が売っているお菓子には注意!
メコンデルタのツアーで、現地の子供達が売っているお菓子(ワッフルなど)を買った。
すると、「子供からお菓子を買わないように。それらは古く賞味期限が切れており食べると腹痛をおこすでしょう」と表示があった。
あまり同情して買ってやるのも考え物だ。子供には罪はないが、買うなら食べ物以外にしよう、と思った。
旅行者をだまそうとするベトナム人に気をつけよう!
ベトナム旅行ではこれまでにも多くの日本人旅行者がベトナム人の恥知らずの行為に非常に不愉快な思いをしている。
下記は私の経験したほんの一例。
事前に知っておくとそれなりに対処が出来るので、ぜひベトナムの基本情報としてインプットしておきたい。
ホーチミン有名レストランでの水増し請求
ホーチミンのガイドブックに載っている人気のレストランで、食事後、係りのウェイターにお勘定を済ませた。
その後、その係りが来て、「追加のビールがもれていたので40,000VND不足です」と言われた。
私が「もう一度、伝票を持って来て」と言うと、言い訳をしてなかなか持って来ない。
それでおかしいと思い、「店の責任者を呼んでくれ」と言ったら、「もういい」と不満そうに言って立去った。
チップを払わなかったのでこんな手を思いついたのだと思う。
世界遺産フエの入場券売場での釣り銭詐欺
フエ郊外にあるグエン朝のミンマン帝廟のチケット売り場で、入場券を購入する時、一人55,000VNDを3人分で100,000VNDを2枚渡した。
すると売り場の係りから「細かい紙幣はありませんか」と聞いてきたので、財布を確認していると、なんと相手は50,000VND紙幣を手に持っていた。
おかしいなと思いながら、「ない」と言ったらお釣りを35,000VNDくれた。
そして、次のトゥドゥック帝廟のチケット売り場でよく観察していると、私が100,000VNDを2枚渡した直後、窓口の係りは「細かい紙幣はありませんか」と言いながら机の引出しを開け私の100,000VNDを入れ、替わりに中の50,000VNDを手に持ち替えていた。
やはりこれが手口かと思い、次のカイディン帝廟では、この犯行の瞬間をビデオに収めようとカメラを回しながらお金を渡したが、相手は警戒したのか、何もしなかった。
ベトナム紙幣に慣れていない外国人を狙った犯罪で、世界遺産に携わる職員ですら、このような詐欺に関与していることに大変驚いた。
人混みでは、スリに注意
何度もハノイを訪れてるのに、今回のスリ被害は不覚だった。
朝ホテルを出る時、両替用に日本円5万円を財布に入れ出かけた。両替を済ませ2万円分のベトナムドンと残りの日本円が入った財布をショルダーバッグに入れて、街歩きをしていた時だった。
レストランで食事代を支払おうと思うって、バッグの中の財布を見たところ無くなっていた。バッグのチャックも開いていたのでスリに遭ったと思った。
昼食時にはあったので、それ以降にスリに遭った可能性が高い。
多分、ハノイ教会で写真を撮っている時に違いない。人波に揉まれながら、両手をカメラに添えて写真を撮っていたから。
当たり前だが、街歩きでは特にバッグの持ち方に気を配ろう。そしてバッグの中に財布を入れるにしてもすぐに取り出せないよう、2重のチャック、あるいはひも、チェーンなどで繋いでおこう。