ベトナム初のLCC、ベトジェットエアが2018年11月に関空-ハノイ線が、翌月には関空-ホーチミン線が、更に年明けに成田-ハノイ線と相次いで就航した。この記事では、話題のベトジェットエアについて、WEB予約、Eチケット、電話・メール問合せ、WEBチェックイン、手荷物条件、機内食などについて搭乗経験を基に解説する。
格安航空会社ベトジェットエアとは
ベトジェットエアは、ハノイに本社を置くベトナムのLCC会社で、2011年にベトナム国内で初就航をしたLCC(格安航空会社)である。
国内線は、ベトナム17都市を結ぶ
ベトナム国内にはハノイ、ホーチミンシティ、ダナン、フエ、ニャチャン、ダラット、カントー、フーコック島など17都市に航路を持ち、ジェットスターパシフィックと並び、国内移動には大変便利なLCCである。
ただし、ジェットスターパシフィックについては、 以前ハノイで利用時、チェックインを済ませ搭乗ゲートで待っている時、急きょキャンセルとなったことがあり、大変な思いをしてベトジェットエアに乗換えたと言うヒドイ経験がある。
その点、ベトジェットエアは、ベトナム航空の子会社で機体も新しく、これまでも何度かベトナム国内で利用していたので安心感がある。
格安航空券について、 LCC航空券、PEX航空券、格安航空券などの詳細、航空券の検索・予約方法などは下記リンクを参照下さい。
日本へは関空-ハノイ線を初就航
日本への初就航は、2018年11月8日関空-ハノイ線で、それ以来、12月14日に関空-ホーチミン線、翌年2019年1月11日に東京/成田-ハノイ線を就航した。また、10月27日には、ダナン~東京/羽田線を就航する予定である。
以下に、ベトジェットエアの航空券予約、Eチケット受領、電話・メールでの問合せ、WEBチェックイン、委託手荷物、機内持込手荷物の条件、機内食などについて実際の搭乗経験から解説する。
航空券を予約する
最安値航空券の予約方法
航空券予約サイトへ行く
航空券予約は、下記のベトジェットエア公式サイトから行う。
サイトに行くと、下のウィンドウが表示される。
画面左には、プロモーションのフライトや特別価格でのセールが表示されており、また右側には、航空券予約、オンラインチェックイン、ホテルの各メニューがある。
航空券を予約するには、航空券予約の入力画面にて、出発地、到着地、出発の日付を入れて[フライト検索]をクリックする。
最安値のフライトを探す
先の航空券予約の入力画面で、例として下記を入力してみる。
出発地:関空
目的地:ハノイ
通貨:JPY
最安値運賃?:レ(チェックを入れる)
出発日:5月13日(希望の日付を入れる)
を入れて、[フライト検索]をクリックすると、下の画面が表示される。
この画面では、その月の日毎の料金が色分けされて表示されており、最安値のフライトが分かるようになっている。 (緑色が最安値)
フライト時間と運賃クラスを選ぶ
次に、希望するフライトの日付を選択し、[続く]をクリックする。すると下の画面が表示される。
この画面では、その日のフライト(複数のフライトがあれば、フライトの時間を選ぶことが出来る)と、運賃クラスが金額と共に表示される
運賃クラスには、次の3種類がある。
プロモ (Promo): 期間限定のプロモーションセール価格運賃。ただし、座席数が限定されているので早めに予約しないと売切れる。
エコ (Eco): 通常のLCC航空券。委託手荷物や座席指定、機内食などはオプションで別料金。
スカイボス (Skyboss): 座席クラスは同じであるが、特典として、30kgまでの委託手荷物、座席指定、フライト変更可能、空港ラウンジ使用、優先チェックインが含まれる。(ただし、価格はビックリするほど高くLCC利用のメリットが無くなる)
希望のフライトを選択すると、右側サイドバーにフライト情報として、選択された運賃クラスでの合計金額が表示される。
往復でなく片道航空券を購入することも可能
上の例では、関空-ハノイ往復運賃として、26,910円となっているが、往復でなく、片道航空券を予約することも可能である。
片道航空券の場合、複数都市を周遊する旅程を組むことが出来るが、フライト単位でひとつずつ予約をする必要がある。また、往路のみ、または復路のみで他の航空券を別の航空会社を使うことも可能である。
搭乗者情報を入力する
運賃クラスを選択し、[続く]をクリックすると、下の搭乗者情報入力画面となる。
ここで、搭乗者情報を入力し、[続く]をクリックすると、座席指定の画面が表示される。
座席指定、委託手荷物、食事のオプションを購入する
座席指定は、スカイボス以外は有料オプションとなる。座席タイプには次の3種類あり、料金が異なる。
ホットシート(Hot Seat): 機内前列、および非常口の席。 国内線90,000VND(約450円)、国際線250,000VND(約1,250円)
フロントシート (Front Seat): 機内前方、プレミアムシートの後ろの席。国内線40,000VND(約200円)、国際線150,000VND(約750円) 。
一般席 (Normal Seat): 上記以外の一般席。国内線30,000VND(約150円)、国際線80,000VND(約400円)。ただし、オンラインチェックインでは、無料となる。
座席指定をしない場合、チェックイン時に座席番号がコンピューターで自動割振りされる。
座席指定が不要の場合、「いいえ、ありがとうございます」をクリックする。
この画面で、座席指定の右側のタブをクリックすると、追加サービスとして、委託手荷物の重量や食事を選択することが出来る。(スカイボス以外は、全て有料となる)
チェックインの手荷物(委託手荷物)がある場合は、事前に購入しておく。(空港カウンターで購入したり、重量超過になると割高になる)
委託手荷物は、重量で料金が異なるが、一度購入後、追加、変更することも可能。 詳細は、https://enjoyasia.net/wordpress/archives/7021.html#toc25
また、機内食を購入する場合、ここでメニューから選択する。詳細は、https://enjoyasia.net/wordpress/archives/7021.html#toc26
予約の確定と支払い
次の画面に進むと、旅行保険の加入を選択出来るが、加入しない場合は「いいえ、結構です」をクリックし、[続く]をクリック する。
すべての予約内容(運賃、税金、オプショナルサービスなど)を確認した後、予約を確定させると、支払の画面が表示される。
ここで、クレジットカードでの支払いへと進む。
Eチケット(電子航空券)をメールで受取る
支払い手続きが終了すると、しばらくして登録したメールアドレス宛にEチケット(電子航空券)が送信される。
受領したEチケットは、pdfファイルとなっており、プリントアウトして持参するか、スマホに保存して空港でのチェックイン時に画面で見せると良い。
以上で、予約は完了したことになる。オプション追加・変更とかキャンセルなどは[予約の管理]から行える。
複数都市を周遊する航空券の予約
ベトジェットエアは、ベトナムのハノイ、ホーチミンを拠点として、近隣諸国のタイ、ミャンマー、台湾、中国、シンガポール、韓国など11カ国、21都市 への国際線航路を結んでいる。
したがって、日本から ベトジェットエアを乗り継いで、タイ、カンボジア、ミャンマー、シンガポールなどの国々を周遊することも可能である。
今回、私が予約したのは、関空からハノイ、バンコク、チェンマイ、ホーチミンの複数都市を経由して関空へ戻る周遊航空券である。
予約した航空券運賃は下記である。
- 関空-ハノイ:15,800円(含む委託手荷物15kg、座席指定、食事)
- ハノイ-バンコク:8,900円(含む委託手荷物15kg、座席指定)
- バンコク-チェンマイ:4,800円(含む委託手荷物15kg、座席指定)
- チェンマイ-ホーチミン:8,300円(含む委託手荷物15kg、座席指定)
- ホーチミン-関空:17,000円(含む委託手荷物15kg、座席指定)
合計金額54,800円は、タイへの単純往復の運賃として、他のLCC(例えば、エアーアジア、スクートエアーなど)や中国系航空会社と比べると、やや高めになっているかも知れない。(タイ単純往復が38,000円程度として)
しかしながら、今回の旅行目的が、タイとベトナムの周遊旅行だったので、トータルとしての運賃は妥当か、あるいは安い目だと思う。
一方、ベトナムへの単純往復として考えると、ベトジェットエアが32,800円なので、大変お得なLCC航空券と言えるだろう。
予約後のフライト管理・問合せ
予約便の管理・確認
[予約の管理]で予約番号と名前を入れると、予約したフライトの一覧を見ることができる。
更に、予約番号を選び、[予約確認](View Reservation) ボタンを押すと、最新のフライト情報が確認出来る。
今回のベトジェットエアでは、就航したばかりのためか、予約後フライトスケジュールの変更が数回あった。それ以外にも、悪天候、安全面などの理由によって変更されることがあるので、電話番号、Eメールアドレスを登録しておく必要がある。
また、搭乗前日には、念のため [予約の管理]画面で、再度出発時間などを確認しておくと安心なのでおすすめする。
一方、予約後何かの変更(例えば、座席指定の追加・変更、委託手荷物の重量追加・変更、食事の追加・変更など)の必要が出てきた場合、[予約の管理]画面で、予約番号を選んで[予約確認]ボタンを押して行うことが出来る。
電話・メールでの問合せ
[予約の管理]の範囲外での確認事項が出てきた場合は、電話またはメールでの問合せが必要となる。
電話での問合せ
ベトジェットエアのWEBサイトには、 日本地区総代理店の電話番号(+81 3 4360 5392)が書かれている。
しかしながら、この電話番号に電話しても対応はしてくれなかった。と言うのは、この代理店のサポートはWEB直接予約の顧客対応でなく、旅行会社とか、代理店経由での申込み客が対象となるとのこと。
したがって、WEB申し込みの利用者は、ベトナムの電話番号 (+84) 19001886、または、 (+84) 28 3526 68 68 へ電話するか、メールで問合せする必要がある。
実際に電話を入れてみると、 (+84) 19001886 はフリーダイヤルで日本からの私の電話は繋がらなかった。
予約当時は、(+84) 28 3526 68 68 の電話番号は記載されていなかったので、ベトジェットエアのハノイ本社の電話番号 (+84) 2471 082868を調べ、電話を入れると繋がった。
私のフライト予約状況について確認したかったが、(+84) 19001886 へかけて欲しいとの回答であった。
多分、現在WEBに記載されている(+84) 28 3526 68 68 は普通の固定電話の電話番号であると思われ、日本から国際電話が可能だと思われる(多分の話であるが)。
メールでの問合せ
メールでの問合せは、19001886@vietjetair.com へ行う。メールでの問合せは、返信に最低5日かかるとのことである。
今回、電話の前に、メールで問合せを行ったが、返信が来たのは5日後だった。この調子でやり取りしても時間がかかるので、電話を入れることになった。
メールをどのように処理しているのか分らないが、5日は遅すぎると思うが仕方ない。時間的な余裕をもって、早めの予約をしておくのが良いと言うことか。
でも、実際には、WEB予約で電話やメールで問合せすることはほとんどない。私の場合、これまで10年以上、数十回のWEB予約の経験から、電話をしたのは2回だけだった。1回目は、エアーアジアでWEBログイン出来なかった時で日本語可能だった。後一回は、今回のベトジェットエアでクレジットカードがセキュリティロックにかかり予約が成立しなかったための問合せだった。
オンラインチェックイン、手荷物の条件
オンラインチェックイン
オンラインチェックインの可能な空港と手続き
ベトジェットエアで、2019/09/06現在、オンラインチェックイン(セルフチェックイン、WEBチェックインとも言う )が出来るのは、ホーチミン(タンソンニャット空港)、ハノイ(ノイバイ空港)、ダナン空港の国内線のみとなっている。
オンラインチェックインをするには、下記のWEBサイトのホームページ右側の枠(航空券予約、オンラインチェックイン、ホテル)にある[オンラインチェックイン]をクリックして、予約番号と名前を入れて[予約検索]をクリックする。
オンラインチェックインは、出発時刻の24時間から1時間前に可能である。また、特別サービス(車椅子など)が必要な乗客、2歳以下の幼児同伴の乗客、10人以上のグループは、オンラインチェックインは出来ない。
オンラインチェックインを行った後、空港では次の手続きとなる。
チェックインの手荷物(委託手荷物)がある場合や印刷されたボーディングパス(搭乗券)が無い場合:出発時刻の50分前までにカウンターに行き、手荷物を預け、搭乗券を受取る必要がある。
チェックインの手荷物(委託手荷物)が無く、かつ印刷されたボーディングパス(搭乗券)を持っている場合:セキュリティチェックへと進んで、搭乗ゲートの待合室まで行くことが出来る。
ただし、搭乗ゲートは出発時刻の15分前にしまるので、30分前までに行く必要がある。
一方、Vietjet Airのスマホアプリをインストールして、スマホからオンラインチェックインした場合、スマホ画面を搭乗券として使用できるので、搭乗券を印刷する必要がない。
優先チェックインサービスを利用する方法
オンラインチェックインに対応していない空港でのチェックインでは、優先チェックインサービス(Priority Check-in Service)がオプションとして用意されている。
このオプションを購入するとスカイボスと同じカウンターでのチェックインが可能となる。(優先搭乗は出来ない)
料金は税別で、国内線100,000VND(約500円)、国際線 140,000VND (約700円)。
優先チェックインサービスの購入は、航空券予約時点か、あるいはWEBサイトの[予約の管理]画面で出来る他、フリーダイヤル(19001886)や 、航空券販売代理店などで、出発時刻の3時間前までなら可能である。
機内持込み手荷物・委託手荷物
機内持込み手荷物の条件
機内持込み手荷物は、ハンドバッグ1個か、本、新聞、カメラ、子供のフード用袋、免税品用袋等
身の回りの品1個 と手荷物1個で、両者の合計重量が7kgを越えないものとなっている。
サイズ制限は、下記となっている。
手荷物:56cm x 36cm x 23cm
身の回りの品:次のいずれか1点。
ハンドバッグ類の場合:30cm x 20cm x 10cm
コート収納袋の場合:収納袋を開いた最大サイズは 114cm x 60cm x 11cmを越えない
PCバッグの場合:最大サイズは40cm x 30cm x 10cmです。
委託手荷物の条件
委託手荷物(預け荷物)は1個32kgまで、サイズ制限は119cm x 119cm x 81cmです。
委託手荷物手数料は、オプションで購入する必要があり、最低重量は15キロで、5キロ単位で購入できる。予約時点の重量を越えた場合、カウンターで超過料金を支払う必要がある。
ただし、ベビーカー、車いす、移動補助設備は無料。
航空券予約時点で委託手荷物手数料を購入する時の料金は、下記となる。(1,000VND≒5円として換算)
重量 | ベトナム国内線 | 国際線(日本とハノイ、ホーチミンの航路) |
15kg | 155,000VND(775円) | 420,000VND(2,100円) |
20kg | 175,000VND(875円) | 530,000VND(2,650円) |
25kg | 235,000VND(1,175円) | 630,000VND(3,150円) |
30kg | 335,000VND(1,675円) | 840,000VND(4,200円) |
35kg | 385,000VND(1,925円) | 1,000,000VND(5,000円) |
40kg | 435,000VND(2,175円) | 1,150,000VND(5,750円) |
航空券予約時点で委託手荷物手数料を購入せず、カウンターでの購入となった場合は、20kgで735,000VND(3,675円)となる。また、予約時点の重量を超えた場合は、kg当たり315,000VND(1,575円)の超過料金となる。
一方、搭乗ゲートで機内持込み手荷物の重量が7kgをオーバーしていた場合は、kg当たり450,000VND(2,250円)となるので注意したい。
機内食はどんなのかと言うと
機内食は、国内線と国際線で値段が違う。国内線の場合、ご飯類が50,000~70,000VND(250~350円)、カップヌードルが35,000VND(170円)、水・コーヒーなどのドリンク類が20~30,000VND(100~150円)程度に対し、国際線は、ご飯類が12,000VND(500円)、カップヌードルが50,000VND(250円)、ドリンク類が40,000~50,000VND(200~250円)で少し高め。 (サービスチャージが高いのか)
今回、関空からハノイへの便が早朝便だったので、機内食を事前予約していた。内容は、Combo Com Chien(焼き飯セット)で、120,000VND(約600円)だった。
この値段では、ソコソコの味。
内容、ボリュームとも一般の航空会社と比較するには無理があるが、機内には飲食物の持込は出来ない規則になっているので、飲食したいなら仕方ない。
航空券予約時の注意事項
クレジットカードでの支払い時に注意すること
フライト予約の支払い時に、クレジットカードを使用したが、3つ目のフライト予約の時、突然「クレジットカードが利用停止」になってしまった。
クレジットでの支払で、クレジット会社のセキュリティチェックに引っかかり利用が強制停止されたためだったがそれが分かるまで、時間がかかった。理由は、支払先がベトナムであり、利用者の通常行動パターンから外れていることで、コンピュータがストップしたのだった。
私は、利用停止になっているなんて全く気が付いてないので、購入出来たものと思い込んでいた。ところが、Eチケットのメールが一向に届かないので不安になり、ベトジェットに問合せを行った。最初Eメールを送ったが、「返事は5日以内に連絡する」とあり、電話を入れてみた。しかしながら、電話が通じない。
しばらくして、決済されたかどうかをクレジット会社に電話することを思い付き、電話してみた。すると、「セキュリティチェックに引っかかり、決済されていない」とのことであった。(30分ぐらい電話してやっとこの返事)
そして、「セキュリティを外したので、再度決済ください。ただし、2重請求のケースもあるので、相手方に1回目の請求はしないように伝えてください」「決済については、すべての責任は購入者にあります」との一方的な言い分。こちらが悪いのか?。勝手にカードの利用停止しておいて、何の連絡もなしにこの対応は何だ?、と半ば怒りの気持ちが込み上げてきた。
5日ほど待って、メールの返信が来たが、「いつ予約したのか、度のフライトを予約したのか、詳しい情報を連絡して欲しい」とのこと。こんなやり取りをしていては、その内、航空券の値段が上がって行くので、もう一度、クレジット会社に電話を入れ、「こんな状況では予約できない」と文句を言った。すると、相談していたのか、しばらくした後、「2重請求の場合、当方より全額返済します」との回答があった。そして、無事購入することが出来た。
その後、ベトジェットエアから2度目のメールが来て、「予約は一つだけ(2重に予約されていない)」との確認も取れ、安堵した次第。
トラブル時の電話対応(ベトジェットエア日本地区総代理店)
このトラブル発生時に電話で問い合わせてみた。
WEBサイトに掲載されている「日本地区総代理店」の電話番号に電話したが、「こちらはWEBの購入に対応していません」との愛想のない返事が返って来た。
また、ベトナムのホットダイヤル(+84 1900 1886)に電話したが、フリーダイヤルのようで私の携帯電話から繋がらなかった。
仕方なく、ホームページに載っているハノイ本社の電話を調べ、電話をかけて見た。すると「予約に関する問合せは、予約センターへ電話をして下さい」と、 ホットダイヤル(+84 1900 1886)を紹介された。
参考までに、下記リンクにその時の状況を説明している。
空港でのチェックイン時の注意点
機内持ち込み手荷物の重量には注意
空港カウンターでチェックインする時に注意したことがある。
通常、委託手荷物を計量して、当初購入した重量を超過した場合は、超過分を支払わなければならない。
機内持ち込み手荷物については、重量を計らない場合が多い。特に一般航空会社では計ることはほとんどない。
しかしながら、LCCではこの条件は厳しくチェックする会社もある。ベトジェットエアでは、機内持込み手荷物も計量してチェックの印にタグを付けるが、その後、搭乗者によっては計量していない荷物を機内に持ち込む人がいる。
実際に遭遇した場面だが、搭乗ゲートでは、秤を設置して手荷物を計量していた。特に小型のスーツケースが対象で、小さなバックパックなどはスルーしていた。
二人連れの乗客が機内持込み手荷物の計量で引っかかり、搭乗ゲートの係員と揉めていた。結局、足止めを食らった状態で、飛行機に搭乗出来なかったようだった。
その他にも、日本人らしき旅行者も計量して止められていたが、その人はお金を払ったのか、荷物を分散したのか、見逃してもらったのかは不明だが、同じ飛行機に搭乗できたようだった。
機内に持込む手荷物は、一定サイズのバッグと小さなバッグそれぞれひとつで合計重量7㎏以内と決められているが、中にはバッグを2つ3つ持って乗込む人も見かける。
しかしながら、LCCではコストを下げるためあらゆる努力をしており、重量は燃料費に影響を与える重要なチェックポイントだから、厳しくなるのは当たり前。小さい金額の節約で大きな代償を払うことがないよう注意したいものだ。