ハノイからジェットスターでダナンへ…ところが、とんでもないことが!

ハノイ空港でチェックインした後、搭乗ゲートで2時間待っていたところ、予定のフライトが突然キャンセルとなった。乗客は他の便への振替えや返金などをゲートの係員に訴えていたが、「手続きは各自で!」と知らん顔。

夜も遅くなって行く中、別の便の手配や、既に預けた手荷物を取りに行ったりでおおわらわ。当初の予定から5時間半後にやっとベトジェットエアに乗れた。

空港でチェックイン後フライトがキャンセルに

空港の搭乗ゲートでジェットスターパシフィックを待つこと2時間

ハノイで3泊した後、ジェットスターパシフィックでダナンへ向かうため空港へ向かい、チェックインを済ませて待合室で待っていた。

ところが、一度出発時間の変更がディスプレイに表示された後、その時間が過ぎても搭乗の案内が全くなく1時間経過した。

何度かゲートの係員に聞いてみたが、「まだ」と言うばかり。後発の便が、次から次へと搭乗案内される中、この便は出発時間とゲートが何度も変更され、結局17:25の出発便が約1時間30分遅れの19:00に「出発」と表示された。

そして、ついにアナウンスがありゲートに人が集まりだした。「やれやれ」と思っていたところ、何やらゲート近辺で人が騒いでいる。しかも、搭乗している気配もない。

突然ジェットスターパシフィックの搭乗便がキャンセルに

何かあったのかと思い、ゲートの人だかりに行ってみた。

すると、「今日の便は機体にトラブルがありキャンセルとなりました。返金などの手続きは、ロビーのカウンターでして下さい」と言っている。

乗客は、「キャンセルと言われても、どうすれば良いんだ。ハノイへ戻るのか。宿泊費は負担してくれるのか。他の飛行機はあるのか・・・」など矢継ぎ早に問いかけ、係員に詰め寄る。

しかし係員の答えは、「詳しいことはロビーで聞いて欲しい。返金は一律200,000VND(約1,000円)です」との一点張り。

しかしこの金額には、みんな愕然とした。7,000円ほどで買った航空券が1,000円に、それも航空会社側の一方的な理由でキャンセルしておいて・・・、まるで詐欺にあったみたいだ。

ジェットスターパシフィックはもっと信頼出来る航空会社だと思っていたが、今後のフライト予定もあり、不安になって来た。

機体に不備がありキャンセルとなったジェットスターパシフィック。

機体に不備がありキャンセルとなったジェットスターパシフィック。

後のことは全部自分で解決しなければならないのがLCCを選んだ宿命!

LCCのキャンセルには文句を言えない?

LCCでは突然のキャンセルがあっても、一般の航空会社のように別の便を手配してくれたり、宿泊を手配してはくれない。全て自分の費用で手配しなければならない。それがLCCを利用した時の宿命だろう。

ジェットスターパシフィックのカウンターで返金手続き

ここで、 いくら文句を言ってもジェットスターパシフィックが代わりの便を手配してくれない。とにかくなんとか他のフライトを探さなければと、出発ロビーへ戻ろうとした。

ところが、これが大変。なぜなら、搭乗ゲートから逆方向にセキュリティチェックを通過しなければならないからだ。

空港係員が制止する中、身振り手振りで何とかすり抜け、まず最初に返金手続きをするためジェットスターパシフィックのカウンターへ行った。案の定、カウンターには同じフライトのキャンセルに遭った乗客で混雑、長い列を作っていた。

しかたなく、列に並び順番を待った。30分ほど並んでやっと順番が回ってきた。「refund」と言うや否や、書類を一枚発行してくれるだけだった。

これで「カード会社から返金される。もし返金がない場合は、ここに電話をして下さい」のような説明だった。

全てベトナム語でかかれており、意味不明の文書だったが、とにかく受け取り、代わりのフライト予約のため、ベトジェットのカウンターへ向かったが、既に長い列が続く。

代わりのフライト予約のためベトジェットエアのカウンターへ

ベトジェットエアはベトナム航空の系列会社で、ジェットスターパシフィックと競合するLCCだ。最初からここにすれば良かったと思いながら、ジェットスターをキャンセルした乗客が並んでいるカウンターへ並んだ。

30分ほどして順番が回って来た。ハノイからダナンへの便は当日まだ2便あり、幸い後の便に空席があったので、そのチケットを購入した。

委託手荷物をコンベアから回収しベトジェットエアにチェックイン

それからが大変。すでに預けていた委託手荷物をコンベアから受取らなければならない。

これが非常に大変なことで、到着ロビーから逆方向に荷物受取コンベアへ入らなければならない。ここでも当然係員がいて、制止する。

パスポートを見せ、今回も身振り手振りで状況を説明してやっと中に入ることが出来た。他の乗客も身振り手振りで入っている。

やっとの思いで、ラゲッジをコンベアから受取り、到着ロビーを出て、出発ロビーへ行き、ベトジェットのチェックインカウンターへ向かった。

無事チェックインが終了し、ホッとしたところ。出発までまだ1時間以上あったので助かった。

ダナン行きのフライトに乗ることが出来たのは5時間半後

ジェットスターからベトジェットへ乗り換える

ジェットスターパシフィックが機体のトラブルで突然キャンセルとなった。このため、代わりのフライトを探し、ベトジェットエアのチケットを購入した。

結局、17:25発の予定が23時過ぎに飛行機に乗ることが出来、ダナンに到着したのは0時を過ぎていた。

ベトナムで乗るならジェットスターよりベトジェトエアに

ベトナムでは、古くからパシフィックエアがあったが、ジェットスターが買収し、ジェットスターパシフィックとなった。

以前より評判は良くなかったが、ベトジェトエアが国内で就航してからその差は大きくなっている。

ベトジェトエアは、2018年11月より日本との航路も就航し格安でベトナムに行けるようになった。下記リンクでは、就航後直ぐ、関空-ベトナム-タイをすべてベトジェットエアを使って周遊した内容について紹介しています。ご覧下さい。

銀行口座に航空券代金の返金

肝心の返金はどうなったかと言うと…

フライトキャンセルがあったのが1月2日で、翌月の2月22日、クレジットカード会社から銀行口座に返金があった。キャンセル発生から約1ヶ月半後だった。

手数料が引かれているのには納得行かないが、返金されるまでは不安だったので、取合えず安心した次第。

もう、ジェットスターはごめんだ。

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