埔里は山間部にある小さな町で、紹興酒やミネラルウォーターなどで有名であるが、最近はロングステイ先としても人気のある町である。
1.埔里酒廠(紹興酒の醸造所)
埔里酒廠は町の中にあり、バスターミナルから歩いて20分ほどで行ける。観光コースとなっているようで、大型バスも留まっていた。建物の2階は展示場で、醸造所の歴史およびお酒の製造工程が説明されている。1階はおみやげ売り場となっており、紹興酒はもちろんのこと、紹興酒にちなんだお菓子から健康食品まで販売している。
埔里酒廠には大型バスも留まっており、団体客の見学コースにもなっているようだ。
2階展示場の一角に試飲コーナーがある。
1杯50元でいろんなお酒を試飲できる。
1階はお土産売り場。ここでの試飲は無料。
2.青青草原
民宿のオーナーにぜひ行くようにと勧められたのが、ここ青青草原。「タクシーで2000元で行ってくれる」と言われたが、「バスで行けないか」と聞いたら、南投客運のバスがあるとのこと。バス停で時刻を調べ、明くる日行った。
このバスは台中発のためか、すでに多くの乗客が乗っていた。
乗車時に運転手に「青青草原」と書いた紙切れを見せて行き先を確認した。115元。
バスは山をどんどん登って行き、1時間ぐらいして青青草原に到着。地元の台湾人が多いようで、近場の行楽地の感じだ。
あいにくの天気で、周囲は霧に包まれ、せっかくの景色が見られなかった。
しかし、放し飼いの羊はたくさんいた。
3.霧社
霧社は埔里からバスで40分ぐらい行ったところ。ここは日本統治時代に台湾で最大規模の抗日事件が発生、多くの日本人が殺されたと言う悲しい歴史のあるところ。
青青草原の帰り道、霧社に寄った。
霧社の町外れにある徳龍宮から碧湖を眺める。
「霧社山胞抗日起義紀念碑」入口の石門。
奥にはリーダー莫那魯道(モーナルーダオ)の墓がある。
抗日事件を歴史に残すため造られた原住民の群像。
「霧社原住民抗日羣像」と書かれている。