【速報】上海で地下鉄追突事故、270数人ケガ

今日、豫園に行こうと地下鉄10号線に乗っていたら、2時45分ごろ南京東路で突然停止したまま動かなくなってしまった。駅の様子から何かおかしいと思い、混雑する人混みを掻き分け外へ出た。すると、道路は消防車がサイレンを鳴らしながら豫園の方へ走って行く。「やはり地下鉄で何かあったんだ」と察知し、消防車の向う豫園に行ってみた。

DSCF86992時50分頃、けたたましくサイレンを鳴らしながら数台の消防自動車が走って行く。
中国では信号無視の車やら歩行者が多い中、クラクションを鳴らしながらすさまじく切り抜ける。

地下鉄豫園駅の1号出口付近に消防自動車が止まって、警察官が現場を規制している。その中で、レスキュー隊が酸素ボンベを背中に、カッターなどの道具を持って数十人が駆け込んで行った。

DSCF8719多数の警察官が地下鉄10号線豫園駅1号出口の周囲を規制し始めた。
DSCF87683時10分頃、消防車が次々と到着して辺りは騒然となって来た。
DSCF87123時15分頃、自力で脱出できる乗客が地下鉄駅から出てきた。頭から血を流していたり、足を引きずりながらの人も多く見られた。
DSCF87183時半頃、レスキュー隊が酸素ボンベを担いで次々と地下鉄駅に入って行く。
  
DSCF8762しばらくして、重症者が担架で運び出される。
DSCF8771負傷者は応急手当てを行った後、救急車で病院へ搬送される。
DSCF87774時30分頃、最初は消防車で埋まっていたが、負傷者が運び出されるに連れ、救急車が次々と到着し、道路を埋め尽くした。

中国のテレビ放送で事故のニュースを見たが、原因は信号故障で停止していた列車に後から来た列車が追突したためのようだ。7月23日に発生した事故原因と同じ事が起きた。これは、信号故障時の安全に対する考え方に問題があるとの報道。

真の問題がどこにあるのか、これからの報道に注目したいが、高速鉄道、地下鉄など、我々がよく利用する交通期間だけに、今後の報道に着目し、安全への取り組みを確認していきたい。

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