澎湖島に2泊は短かったように思う。もう少しのんびりとしたかったが、11:30の飛行機で台南へと本島に戻った。
2泊ではちょっぴり名残惜しいが、台南行きのプロペラ機に乗り馬公空港を後にした。
台南空港のインフォメーションは大変親切だった。市内に行くバスを聞いたところバス停を教えてくれた。その後、ホテルの住所から降車するバス停を調べてくれ、わざわざバス停まで知らせに来てくれた。
そればかりか、バスに乗るのに小銭がいるので何か買って潰そうとしたが、両替をしてくれた。これは彼女の本来業務かもしれないが、大変嬉しかった。とにかく観光案内とインフォメーションセンターの2箇所のどちらの女性も大変親切だった。ちなみにタクシー乗場では、強引な客引きをしており、「市内へ行くバスはない、市内まで一人100元」と誘っている。(バスは17元)
やがて、バスは来た。教えてもらったバス停で降り、そこからホテルまで徒歩で5分。宿泊ホテルは国光大飯店(台南グッドグランドホテル)。ここも、Tripadvisorで知り、ランキング41中7位のところ。
料金は1泊朝食付き1600元で、2泊した。朝食は1泊目マクドナルドの朝食メニューから選ぶようになっていたが、あくる日はホテルで準備したお粥と食パンに飲み物だった。
夕方、外出し食事するところを探していると、賑わっている鍋屋さんが目に入り、そこへ入った。数人の客が酒を呑みながら盛り上がっている。少ししてそのうちの一人がやって来てビールを勧めて来た。そしてまた別の人が来て、今度は英語でしゃべりかけて来た。次の人は日本語で語りかけて来た。みんな酔っ払っている。日本人にどんな印象を持っているのか分からないので最初は警戒したが、次第に問題のないことが分かり片言での会話が弾んだ。
地元の人で賑わう鍋料理店へ入り、海鮮なべを注文。魚の出汁が美味しい。 同じ店で飲んでいた地元の人が、入替わり立代わり中国語、日本語、英語で話しかけて来た。仕事帰りに一杯呑んでいるようだった。みんな酔っ払っていたが、明るくて陽気、楽しいひと時であった。