格安で行こう九寨溝、黄龍!秋がベストシーズン・・・計画は今!

【中国】世界遺産の旅 黄龍の魅力

九寨溝、黄龍は10月がベストシーズン。真っ青な湖に紅葉が映り込みフルカラーでの九寨溝が満喫できる。11月は雪が降りはじめ、黄龍はクローズされる。

ただし、気をつけたいのは、10月初めの中国の国慶節。この頃は中国は連休となり、大変混雑する。ホテルの手配も難しいが、公園の入場制限に引っかかる可能性もある。この連休が明ける次の週辺りがベストである。

以下に、九寨溝、黄龍への個人旅行について、昨年の経験を基に紹介します。

概略旅程

九寨溝、黄龍へは、成都から飛行機、バスで行くのが一般である。したがって、日本からいく場合、まず成都に向う。観光は、九寨溝で2~3日、黄龍で1日見ればいいでしょう。したがって、最低でも九寨溝に2泊、黄龍に1泊が良いでしょう。余裕を見れば九寨溝に3泊、黄龍1泊の後、川主寺にもう一泊すると良い。

全体的な旅程は、上海、北京での観光、および成都でのパンダ見学などをと考慮して、日程を加算する必要がある。お奨めは、東京または関空から、上海で2~3泊、成都で2泊後、九寨溝3泊、黄龍・川主寺で2泊、成都に戻って2泊、北京で2~3泊して帰国する旅程。この場合は全体で14~16日間となる。

成都までの格安航空券の手配

成都までは中国国際航空の格安航空券がベストの選択です。料金は東京からだと22日間有効の格安航空券が30,000円、関空からは、41,000円である。

昨年の経験では、関空-上海-成都-香港-自分で移動-マカオ-北京-関空の中国国際航空の格安航空券が39,000円だった。下記で調べて見てください。

2019/07/27:追加情報 — ここから —

関空から成都へのフライトを調べる

東京から成都へのフライトを調べる

関空、東京からともに45,000程度からあり、直行便なら50,000円程度(ひとり当りの運賃)

直行便ではない場合、経由先で途中降機が出来る。航空会社によりこの経由地が異なるが、途中降機をして、観光も出来る。

例えば、中国系の航空会社の場合、往路を上海経由とすることで上海に途中降機して観光することが出来る。また、帰路を北京経由とすれば、北京で途中降機をして観光することが出来る。(逆も)

一方、時間的な余裕の無い場合、直行便を選択することも可能。途中降機は、追加料金なしで可能なので時間が許せば利用するメリットはある。

2019/07/27:追加情報 — ここまで —

成都から九寨溝、黄龍への移動方法

成都から九寨溝、黄龍への移動方法には大きく分けて次の3つがある。

  • 飛行機で成都から九寨黄龍空港へ飛ぶ
  • バスで行く
  • 現地ツアーに参加する

飛行機での移動はコスト的には高くなるが、便数が多く(10月は1日18便)、約1時間で到着するため便利で快適である。

この航空券は通常運賃が片道1310元+税諸費用130元であるが、早朝便などでディスカウントされていることがあるので、下記サイトでチェックして見てください。

成都の英語名はChengdu(CTU)、九寨黄龍の英語名はJiuzhaigou(JZH)と入力する。

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次に長距離バスでの移動であるが、成都から10時間ほどかかる。朝出発なので成都で宿泊して前日に切符を手配しておいたほうが良い(120元)。

最後に現地ツアーの参加であるが、旅行社が主催している九寨溝、黄龍ツアーがあり、これに参加する方法。宿泊付の完全なパッケージツアーとなっており、お任せである反面、自由度が少なく、また中国人ガイドで言葉の問題の他、中国人旅行者の中での行動のため、少々疲れる可も知れない。だけども、これが一番安い選択になる。パンフレットは空港やホテルフロントなどで手に入る。

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現地の旅行社が企画するツアーのパンフレット。
九寨溝、黄龍ツアーの場合、成都出発4日超豪華版で1380元(約18,000円)で宿泊が付いての料金としては安い。

ホテルの手配

九寨溝、黄龍のホテルは人気の観光地でもある反面なかなかとり辛いのですが、下記サイトが参考になる。

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また、昨年の経験上、ホテルが高く、最終的に下記の日本人経営の旅行社に手配をお願いした。

西安中信国際旅行社

九寨溝近辺にはホテルはたくさんあるが、出来れば公園入口に近いホテルが良い。(1kmぐらいなら歩いて行けるので)

また、黄龍にはホテルは一軒しかないので、ここに泊まるのが良い。公園入口が歩いて1分ぐらいのところで朝早く入場出来る。

黄龍観光を終えて、そのまま空港に行き、空路で成都に向かうことも出来るが、時間が許せば川主寺でもう一泊することも検討する価値がある。1泊すれば近くの松藩を観光することができる。

現地での移動

飛行機で空港に到着すると、九寨溝までは、タクシーかリムジンが利用できる。タクシーは200元の固定料金、リムジンは一人45元。リムジンは運行時間があり夜遅くなると走っていないのでタクシーとなる。

九寨溝から黄龍への移動はタクシーで250元。ただし、路線バスが1日1本朝7時ごろ出ているので、朝移動するには利用出来る。

黄龍からはバスで川主寺へ出られるが(25元)、本数が少ないのでタクシー利用となる。

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九寨溝、黄龍へのアクセスマップ。
空港と九寨溝、黄龍、そして川主寺の位置関係。
(九寨溝管理局資料より)

九寨溝、黄龍の観光

九寨溝は、公園入口で入場券(220元)を購入する。この時、同時にバス1日乗車券(90元)を購入すると公園内移動にバスが利用出来る。(実際バスで移動しないと大変)チケットは毎日入園の度に購入する必要がある。

昼食は、レストランが旅客センターにあるが、時間的にロスになるので、簡単なスナック類と飲み物を持参するがベター。ベンチはあちこちにあり、景色を見ながら簡単に食事を済ませることが出来る。

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九寨溝観光地図。(九寨溝管理局資料より)公園は逆Y字型になっている。公園入口からバスでまず、一番先端まで行ってそこから歩いて下りて行くとスムーズに観光出来る。(北に向う)
Y字型の一方が終わると、もう一方の先端にまたバスで移動して歩いて下りる。(北に向う)
最後にY字型の中心から下って行き(北に向う)、最終のポイントからバスに乗って下山する。
全体をくまなく歩くと2日では足りないかもしれない。
日程と相談しながら、歩いて見る範囲とバスで移動する区間を決めておくと良い。
バスは巡回しており、5~10分も待てば乗れる。

一方、黄龍は公園入口で入場券を200元で購入する。黄龍へはロープウェイに乗って山上付近に上がる方法と、徒歩で上る方法がある。お奨めは上りをロープウェイを使い、下りを徒歩にする方法。上りを徒歩で登ると景色的にはいいが、高度が高くなるにつれ酸素が薄くなり高山病にかかり易くなる。ロープウェイで一気に上がってしまって、ゆっくり降りる方がその点楽になる。ロープウェイの上り料金は80元。

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お奨めはロープウェイで一気に上り、ゆっくり下りながら観光するルート。高度は3500mにもなるので、高山病対策をしっかりと確認しておこう。

その他、注意点など

高山病対策は、前日十分な睡眠を取り、歩行時急激な動きは避け、まめに水分補給を行う。昨年の経験では数人の人が道の傍らに座り込んでいた。特に徒歩で上って来た人が高山病にかかっていたようだった。

入山前に酸素ボンベを買って持って行くこと(50元)。公園内にも無料の休憩所に酸素吸入がありるが、いざと言う時に近くにない場合、役に立たない。常に手元に持って置くことが重要。

九寨溝、黄龍のチケット売り場では、英語を話す係員がいるので、困ったときは相談すれば親切に応対してくれる。また、旅客センターでは日本語のパンフレットを置いているので参考に入手しておこう。

10月は朝晩の気温は相当冷え込んでくるので防寒対策が必要。特に黄龍では、10月には雪が降ることもあるので防寒準備をしておくことが必要。(手袋、防寒具など)

【関連記事】

1.九寨溝:https://enjoyasia.net/wordpress/archives/category/china/jiuzhaigou-huanglong/jiuzhaigou

2.黄龍:https://enjoyasia.net/wordpress/archives/category/china/jiuzhaigou-huanglong/huanglong

3.松潘:https://enjoyasia.net/wordpress/archives/category/china/jiuzhaigou-huanglong/songpan

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