チェンライからゴールデントライアングルへ向かい、その後、チェンライへ戻る途中、ロングネックカレン族の集落に寄った。
このカレン族は、ミヤンマー政府軍の迫害を受け、タイへ逃れて来た集団で、タイ政府が一定の居留地区を与えて保護していると言う。
しかしながら、ガイドの説明によると、彼らはタイ国籍も与えられず、自由はなくほぼ監禁状態で村に拘束されているそうだ。この村で得られる観光での現金収入と田畑を耕して得られる食料での自給自足の生活を強いられているとのこと。
この村の入場料は、一人300THB(約900円)で、他にみやげ物を売ったりした現金が彼らの大きな収入源となっている。
観光客用にデモンストレーションをするロングネックカレン族の人
小さい女の子もネックリングを装着している。
彼女たちもカレン族に生まれて来て親から勧められ自分たちもお金を稼げると納得してネックリングを嵌めているそうだ。
カレン族の装飾はネックだけでなく、このような巨大なピアスを嵌めることもある。
一説には、カレン族であることが他の部族に分るようにしているとか。
年長の女性はリングの数が22本も嵌めている。
若い女性は、17本でまだこれから、少しずつ増やして行くそうだ。
1年に一度はリングを外し、手入れをすると言う。
この若い女性は、巨大ピアスを装着し、顔にペイントをしているのが特徴。