今日はハノイへ移動する日。17:44のニンビン発でハノイ20:00着。
午前中は時間があるので、ホテルで教えてもらった地元のマッサージ店に行った。
料金は1時間40,000VND(200JPY)であった。チップを20,000VND渡しても60,000VND。合計1時間で300円程度で非常に安かった。
夕方5時ごろホテルを出て駅に向かったが、電車は1時間ほど遅れており、乗車したのは18:50頃だった。
車内はごった返しで、自分の席には誰かが座っている。
車掌が別の座席に案内してくれたのでそこに座る。
隣の席には二人の子供を連れたお母さんが座っており窮屈そうにしている。
しばらくして途中の駅で降りて行ったが、次に別の乗客が乗車して来て、この席は我々の席と言わんばかりに追い出された。
車掌はその時いなくて、周りの乗客が席をうまく調整してくれた。
空いている座席は勝手に着座する。座席の予約者が来れば調整する…と言う風に。
この車内でベトナム人の若い男性が日本語で話しかけて来た。
彼は日本に1年ほど研修でいたそうで日本語が話せる。
なんでもベトナムで募集していた日本企業に就職し日本で研修を受けたが、その後リーマンショックでベトナム展開を縮小したため不採用になったそうだ。
だけど、その後、トヨタに就職出来、今トヨタで働いていると言う。
彼の話では「大学を優秀な成績で卒業していたので、トヨタに入ることが出来た」そうだ。
給料はベトナムでも最高であると言う。
しかしながら、その給料は非常に低いと言う。
研修時、日本でもらっていたのは、300万円だったのに、ベトナムで就職したら80万円になったと言う。
しかし、ベトナムの水準からすれば、かなりの高給取りなのである。
ちなみにトヨタの一番安い車は300万円で80万円の税金がプラスされるので、なかなか買えないと嘆いていた。
夜9:00頃ハノイ着。
列車が着くとハノイ駅前はごった返しており、なかなかタクシーがつかまらない。
評判の悪いタクシーは値段を吹っ掛けてくる。
駅前の混雑が収まるまで少し待ってから、信頼出来るタクシーを探し、やっとホテルに着いた。