ワット・プーはクメール王朝誕生の前、5世紀ごろベトナム中部を中心に繁栄したチャンパ王国が建立した寺院。このワット・プー遺跡公園はラオス南部のチャンパサックにあり、2001年世界遺産に登録された。
チャンパサックはパクセーから1時間ほどで南に下がったところにある町。そこから更に10km南へ下がったところにワット・プーがある。チャンパサックからは、トゥクトゥクか、レンタサイクルを借りて行く方法があるが、レンタバイクで行くことにした。
ホテルでレンタルバイクを借り、ワット・プーへ向かった。レンタル料は80,000Kip(約840円)別にガソリンを2リッターほど24,000Kip(約250円)で入れた。道は交通量も少なく、1本道で走りやすい。
ワット・プーの遺跡公園の参道入口。
入口でチケットを買い中に入ると、参道入口まで、電気自動車が無料で送迎してくれる。チケットは大人一人45,000Kip(約470円)。
参道を抜け、石段を上がったところに、北宮殿が見える。
更に参道を登って行く。
勾配の急な石段が現れる。
石段を登って振り返ると、参道を挟んで北宮殿(左)と南宮殿(右)が見える。
更に参道を登る。
また、石段が現れる。
その石段を上がると、本殿に上がる石段。
石段を登り詰めたところで、振り返ると遺跡公園の全体像が目に入ってくる。
遠くには、メコン河も見える。
やっと本殿にたどり着く。
本殿の正面にはきれいに復元されたレリーフがある。
本殿の中は、仏像が祀られている。
遺跡公園には、ワット・プーの他にも2~3の遺跡が近くに点在するとツーリズムオフィスで聞いていたが、現地での案内もなく、オフィスの人も奨めなかったので行かなかった。
ツーリストの半数程度はレンタサイクルで遺跡公園まで行っていたが、日中の暑さは予想以上、熱中症に気を付け、水分補給や休憩を取るなど無理をしないように注意したい。