ドン・デットとドン・コーンは隣通しの島で、橋が架かっているため、自由に往来できるようになっている。ただし、橋を渡るのに、通行料を1日間有効で25,000Kip(約260円)を払う必要がある。
このため、宿をどちらに取るかは悩むところだが、一般にドン・デットの方はレストランやゲストハウスが多く、賑やかでのに対し、ドン・コーンは静かではあるが、観光スポットは多い。
いずれにしても、レンタバイク(自転車)を借りれば島を行き来し、のどかな風景を見ながらサイクリングを楽しむことが出来る。
ドン・コーン
ドン・デットからドン・コーンへ渡る鉄道橋。
フランス統治時代にフランスが建造。
通行料25,000Kip(約260円)が必要。(当日のみ有効)
ただし、夕方5時以降は係員が引き上げ、無料となる。
鉄道橋は文字通り鉄道用の橋のため欄干がなく、低い段差があるだけ。
ドン・コーンの町並み。レストラン、ゲストハウスが並ぶ傍ら、学校や民家もある。
レンタバイクは1日10,000Kip(約105円)。ブレーキの効き具合、チェーンの弛み、タイヤの損耗状況を事前確認するのを忘れないよう。
途中で故障した自転車を押して帰っている人を何人か見た。(チェーントラブルがほとんど)
鉄道橋を渡ったところに蒸気機関車が展示されている。
ドン・コーン付近の地図。島と島の間は滝か急流となっている。
その一番大きいのがコーン・パペンの滝。次にソム・パミットの滝。
ドン・コーンにあるソム・パミットの滝。鉄道橋から自転車で約15分。
入場料は25,000Kip(約260円)
ソム・パミットの滝から更に奥に進むとサンセットビーチがある。
岩肌の河川沿いから急に現れる細かい砂のビーチに驚き。
欧米人はビーチが好き。泳いだり、日光浴を楽しんでいた。
鉄道橋からソム・パミットの滝へ行く途中の分かれ道を真っ直ぐ進むと、ドルフィンウォッチングのステージがある。ここでドルフィンウォッチングボートに乗ってイルカを見に行くことが出来る。
一隻チャーターで60,000Kip(約630円)。イルカはいるが、期待していたほど頻繁に川面に姿を見せることはない。しかも写真に収めるのは至難の業。
この流域は、カンボジアとの国境。向こうに見える島はカンボジア。
ドルフィンウォッチングは朝早くか、夕方近くが一番良いとか。
特に夕方はカンボジア側に沈んでいく夕日が見られる。
ドン・デット
鉄道の物資を積み出す埠頭の跡。
観光用の遊覧カーが走っている。
ゲストハウスで申込み出来る。ドン・コーンの観光スポットを廻って1人15,000Kipぐらいか?(未確認)
川沿いにはレストランが並んでいる。
メコン川を見ながらビールを飲むのが定番の楽しみ方。
眠くなったら、レストランの片隅に吊るされたハンモックに揺られるのもあり。
のんびりとした時間が過ぎて行くのが心地良い。
コーン・パペン
コーン・パペンの滝は島から本土に渡って行くので、本土側でトゥクトゥクを探す必要がある。現地では、この滝を見るツアーがあるので、利用した。
料金は80,000Kip(約840円)で、ドン・デットからボートで対岸のナーカサンまで行き、トゥクトゥクでコーン・パペンへ送ってくれる。
約2時間後、逆のコースを戻って来る。コーン・パペンの入場料は含まれず、1人30,000Kip(約315円)が必要。
島から本土への橋がないので、一度ナーカサンへボートで渡る。
ナーカサンからトゥクトゥクで約20分でコーン・パペンに到着。
シーパンドーンの最大の滝、コーン・パペンの滝。幅が広く、迫力がある。(幅300m高さ15m)