ミャンマー最大の観光スポットバガン。マンダレーから行く場合、鉄道、バス、フェリー、飛行機などを利用出来るが、どれが一番良いか?運行頻度、所要時間、快適さ、コストなどを徹底比較して見たところ、やっぱりバスだった。
マンダレーからバガンへの交通手段
マンダレーからバガンへの交通手段には何があるか
マンダレーからバガンへは、鉄道、バス、フェリー、飛行機などを利用出来るので、それぞれ調べて見た。
マンダレーからバガンまでの距離は約180km。飛行機なら1時間で、バスは5時間、列車は7時間ほどかかる。フェリーは、エキスプレスとスローがあり、それぞれ10時間と40時間ほど。それぞれコスト、時間の余裕、好みがあるので以下に解説する。
飛行機で行くなら
マンダレーからバガンへの飛行機便は1日6便のフライトがあり、早朝6時から最終夕方6時まで。
時間がなく、コストがかかっても良いと言う場合は、フライトが一番の選択と思う。
また、飛行機の場合、バガンの景色を上空から見られるのが何と言っても素晴らしい。フライト代が高くても熱気球に乗ることを考えると少し得をした感じがする。
フライトの時間、運賃は下記リンクで検索できる。
マンダレー市内からマンダレー国際空港へのアクセス
マンダレーのホテルから空港まではタクシーを手配してもらうと、12,000チャット(約1,000円)、シェアタクシーなら4,000チャット(約340円)で行くことが出来る。
バガン空港からバガンの街ニャウンウーまでのアクセス
バガン空港で、タクシーを拾えるが、バガンでの宿泊場所によって、5,000チャットから8,000チャット(約420~670円)程度を要求してくる。ホテルの空港送迎サービスがあれば、それを利用する方がベター。
また、空港にて、入域料(Bagan Archaeologic Zone)を払う必要がある。バガンチケットなしに、空港ターミナルビルから出ることが出来ないし、観光には必要なので、購入のこと。チケットは25,000チャット(約2,100円)。
バスで行く方法
マンダレーからバガンへは、多くのバス会社がラグジュアリーバスからミニバスまで1日数便運行しているのでサービスや快適さなどによって選べる。
オススメはOK社のミニバスで、マンダレーのホテルからバガンのホテルまでドアツードアで運んでくれる。下記リンクにて運賃が確認できます
バスステーションへの行き方
通常のバガン行き大型バスは、市街地から8km南のハイウェイバスステーション(Highway Bus Station)、別名チャンミャーシュエピー(Chan Mya Shwe Pyi)からの発着である。
自力で行くより、バスチケットを購入する時、ピックアップサービスがあるかどうか確認してそれを利用するのが良い。
バガンバスステーションから街へ
バスによっては、バスステーションから更にニャウンウーの村を通って、オールドバガン、ニューバガンまで行くので、この場合、ホテル名を言えば、近くで降ろしてくれる。
バガンのバスステーションは、ニャウンウー(Nyaung U)のバガン鉄道駅の隣にあり、シェアタクシーを利用するとニャウンウーまで2,000チャット(≒170円)
バスを降りると、トゥクトゥクの運転手が乗客を勧誘して来るが、高く言ってくるのでパスして、バスステーションを出て国道まで歩くと、トゥクトゥクかタクシーが拾える。
オールドバガン(Old Bagan)やニューバガン(New Bagan)、またはニャウンウー(Nyaung U)など、目的地まで連れていってくれる(5,000チャット≒420円)。
鉄道で行く方法
マンダレーからバガンまでの列車は1日に2本の運行。
マンダレーを夜9時に出発しバガンには翌朝5時に到着する夜行列車#120と、朝7時20分に出発しバガンには夜7時に到着する#118がある。移動時間は#120は8時間以内、#118は12時間ほどかかる。
実際にマンダレー駅で駅員に聞いてみたところ、#120は急行列車(エクスプレス)で AC(エアコン)は無いが、2等車のアッパークラス(リクライニング付き)が利用出来るとのことであった。
最新情報では、最近、寝台列車が運行されているようなので、運行状況など、駅で確認してみると良い。
一方、#118の列車は普通列車でしかも一般クラスの座席のみとのことである。
列車の時間、運賃は下記リンクで検索できます。
フェリーにて
エーヤワディー川をのんびりと船旅でバガンまで行くフェリーの旅が今回第一希望であったが、旅行した時期(7月)は、エーヤワディ川の水量が少ないため運航していないとのことだった。
フェリーの時間、運賃は下記リンクで検索できます。
一方、フェリーに乗って、マンダレーから遠くのヤンゴンまで行くことも可能。マンダレー・バガン間の豪華クルーズがピイ(Pyay)まで運航しており、ピイでヤンゴン行きのボートに乗り換える。
マンダレーからバガンへはバスがオススメ
列車は時間がかかるのと、ACがないことで断念。フェリーは運航していないので、残るはバスか飛行機。
飛行機なら30分だが、空港へのアクセスや待ち時間などを入れると3時間ほどかかることになるので、コスト面も考えバスを選んだ。
実際、時間とコストを考えるとバスがオススメ。
乗合自動車がホテルまでピックアップに
バスはホテルで予約も可能だったが、空港からホテルに来る時に利用したミニバス会社の営業所が近くにあったので、そこでチケット予約をした。
出発当日、ピックアップがホテルまで迎えに来てくれた。
このピックアップでバスターミナルまで行って、大型バスに乗り換える。
バス料金はピックアップを含めて、ひとり10,000チャット(≒840円)。
バガンへ行くバスに乗る
ホテルに8:30迎えに来て、バスステーション9:30出発、5時間ほどの乗車だ
バスは韓国製の大型バスだった。(乗降口が右側にある)
途中バスはミンジャンで休憩
3時間ほど走り、ミンジャンの町に入ったところで、ドライブインにて約20分の食事休憩があった。
マンダレーとバガンの中間地点となる。
やがてバスはニャウンウーの町に着く
約6時間の乗車後、バスはニャウンウーの町に到着。
予めホテル名を言っていたので、ホテルの前で降ろしてくれた。