ミャンマー・ヤンゴン行き飛行機、格安航空券とLCCを比較購入

ミャンマー行き格安航空券を比較する(格安とLCC)

一般航空会社のPEX航空券、格安航空券から探す

一般航空会社(LCCではない)の航空券はPEX航空券と格安航空券があり、PEX航空券はそれぞれの航空会社の予約サイトでオンライン申込みが出来る。

しかしながら、その都度、一般航空会社のWEBサイトにアクセスして、PEX航空券などのディスカウントがあるかどうかチェックする必要があり、航空会社が多い場合その作業は大変だ。

一方、格安航空券は、旅行代理店の企画旅行用に一般航空会社から販売されているもので、利用者が直接買うことは出来ず、旅行代理店を通じて予約する必要がある。

格安航空券

もともと、旅行業者がパッケージツアーなどを企画する際に適用される運賃形態の航空券であるが、航空券のみの販売も行われている。したがって、我々利用者は航空会社からでなく、旅行業者から購入することになる。

PEX航空券

航空会社が直接販売を行う正規割引運賃(PEX運賃)形態での航空券。これは、航空会社のWEBサイトで直接予約購入が可能である。

そこで、これら各航空会社のPEX航空券と格安航空券を同時に調べる方法として、航空券検索システムがある。ここで使用しているのは、エイビーロード社が提供している航空券Webサービスである。

例として、東京からヤンゴンへの格安航空券(旅行代理店が扱うPEX航空券、格安航空券、一部のLCCも含む)の最安値リストを下記に示す。(出発地、目的地を変えて検索も可能)

ウェブサービスデータベースが異常な値を返しました。

このシステムは旅行代理店の販売で航空会社とオンラインで繋がっていないため、空席照会が必要で、表示されている運賃は、販売期間の最安値を示している。

最安値での運賃は、出発日や帰国日等が限られ、また販売座席数も限定されているため、早い目の予約が望ましい。

一方、表示運賃にはチケット代金と手数料が含まれているが、燃油サーチャージや空港税などの諸税が含まれていないので、空席と合わせて最終金額を問合せする必要がある。(WEBで照会できる)

今回、実際に購入した中国東方航空の格安航空券( 関空 – シェムリアップ – オープンジョー – ヤンゴン – 関空)は39,170円だった。(後述)

LCCから航空券を探す

日本からミャンマーへのLCCフライトは、エアアジアがバンコク、またはクアラルンプール乗継ぎで飛んでいる。

また、スクートでバンコクへ行き、バンコクからエアアジアでミャンマーへ行く方法もあるが、航空会社が異なるため乗継が不便(バンコクで1泊する必要がある)なので、宿泊しないのであれば、エアアジアがオススメである。

例として、東京、または関空からヤンゴンへのLCC航空券を調べた結果を下記に示す。

関空からは、次の便が出ている。

東京からは、次の便が出ている。

上記の金額には、委託手荷物、食事、座席指定などは含んでいないので、予約時(または出発の4時間前まで)に申込む必要がある。(20kgで、約5,600~)

エアアジアで関空からバンコク経由ヤンゴン行きの運賃は、最安値で ¥36,384円となる。(往復運賃で20kgの委託手荷物を含む。座席指定、食事は含まない)

結論的に、LCC(エアアジア)の航空券が最安値で、36,384円、格安航空券(中国東方航空)の購入実績値(最安値に近い)が、39,170円で、その差はほとんどないと言える。

むしろ日程や、同日乗継ぎ不可による宿泊などの条件により差が出ることもあるので、自身の日程を工夫したフライト選択をするのがベストだと思われる。

次に関空からLCC(スクートとエアアジアで乗継ぎ)でミャンマーへ行ったときの記事を示す。

カンボジアとミャンマーを周遊する格安航空券

今回実際に搭乗したフライトは、往路関空-カンボジア、復路ミャンマー-関空をオープンジョー可能な格安航空券を選択し、バンコク-ヤンゴン間をLCCで別途自費で購入した周遊航空券の例である。

航空券の中には、複数都市を選択出来るものがある。この場合、往路の到着都市と帰路の出発地を別の都市に選択することで、一種の周遊的な旅行が可能となる。この航空券を「オープンジョーが可能」と言う。もちろん、到着都市と出発都市との間の移動は各自の費用負担となる。ストップオーバーと組合わせれば4都市を周遊する航空券も格安で購入出来る。(料金はどの組合せでも変わらない)

まず、関空から上海経由カンボジア・シェムリアップに行き、シェムリアップで8泊後、タイとの国境を越え、アランヤプラテートに入る。ここで2泊後、バンコクまでバスで移動して2泊。

バンコクからLCCで空路ミャンマー・ヤンゴンに飛ぶ。ミャンマーで18泊後、復路ヤンゴンから昆明、および上海経由関空へ戻る旅程となる。

旅行目的は、シェムリアップでアンコールワットを見学することと、カンボジア-タイ国境を陸路で超えること。そして、ミャンマー・ヤンゴン周辺の観光である。

以下に、今回搭乗したフライト、中国東方航空エアアジアの詳細スケジュールを示す。

フライトの詳細
  • 2017.11.10
    フライト( 中国東方航空 )

    関空(KIX)から上海(PUDONG)経由シェムリアップ(REP)へ

    14:10 KIX (MU516) 15:55 PUDONG

    18:40 PUDONG (MU513) 22:20 REP

  • 2017.11.18
    陸路(バス)移動

    シェムリアップから陸路バッタンバン、ポイペトを経由してタイへ入国

    国境の町アランヤプラテートで2泊後、バスでバンコクまで移動

  • 2017.11.22
    フライト (エアアジア )

    バンコク(DMK)からミャンマー・ヤンゴン(RGN)へ

    11:40 DMK 12:25 RGN

  • 2017.12.10
    フライト ( 中国東方航空 )

    ヤンゴン(RGN)から昆明、上海経由関空へ中国東方航空で帰国

    15:10 RGN (MU2032) 19:10 KUNMING (昆明泊)

    (翌朝)7:30 KUNMING 10:30 PUDONG

    12:15 PUDONG 15:40 KIX

フライト料金は、中国東方航空の往復航空運賃がひとり39,170円、エアアジアが2,262バーツ(約8,140円)で合計47,310円だった。

この周遊格安航空券をLCC航空券と比較した記事を下記にて紹介しています。

シェムリアップへ中国東方航空に乗る

中国系の航空会社のフライトに多い格安航空券では、上海、または北京での乗継ぎがある。

今回、復路は昆明、上海で計2回の乗継ぎが必要となり、昆明での宿泊が必要となった。

また、今回、カンボジア、ミャンマーを周遊したが、オープンジョーを利用する場合、複数都市を、ヤンゴンとマンダレーとすることで、ヤンゴンに入国して、マンダレーから出国するフライトを選択することも可能である。

バンコクからヤンゴンへのフライトはエアアジアがオススメ

今回は、往路シェムリアップへ行ったので、ヤンゴンへは自費での移動となる。ヤンゴンへは、バンコクからLCCとして、エアアジアの他、ノックエアが飛んでいる。

その中で今回もエアアジアを選択した。なぜなら、ノックエアは予約数が少ないと突然キャンセルになことがある。

私はこのノックエアの突然のキャンセルに2度も遭い、直前の旅程の変更(フライトの変更かまたは乗り物の変更)で大変な思いをしたことがあった。下記記事を参考にして下さい。

エアアジアでのフライト予約

エアアジアを予約する場合、プロモーション価格での予約がオススメ。通常価格と違い、大幅な割引が適用されるのでメリットは大きい。但し、座席数は限定されているので、早い目の予約が必要である。

今回は、11月22日のフライトだったが、11月1日ではもうプロモーション価格でのフライトは売り切れていた。

予約の時に、委託手荷物の20kg、座席指定、食事のセットも手配しておくと個別で注文するより安くなるのでお得。

バンコクからヤンゴンのフライトは、エアアジアの他、ライオンエアもある。各フライトの詳細は下記リンクでチェック下さい。

ドンムアン空港へ空港バスで行く

エアアジアは、バンコクのスワンナプーム空港でなく、ドンムアン空港からの出発なので間違わないよう注意が必要である。

ドンムアン空港へは、MRTチャトゥチャック駅 、BTSモーチット駅から出ている空港バスが利用出来る。

ドンムアン空港行きエアポートバス乗り場

MRTチャトゥチャック駅、またはBTSモーチット駅で降りて道路に出ると直ぐバス停が見つかる。

ドンムアン空港行きは、A1とA2を利用する。(写真参照)

運賃は30Baht(約105円)で、約40分で空港に到着する。

国際便はターミナル1、国内便はターミナル2で降りる。

バスを利用する場合、宿泊ホテルが、BTS沿線かMRT沿線であれば便利であるが、そうでない場合タクシーなどの利用が良い。タクシーが安いバンコクでは3人乗れば安くなる。

バンコクからミャンマーへはエアアジアがオススメ

ヤンゴンまでのフライトはおよそ1時間15分。時差は30分ミャンマーが遅いので、時刻を30分遅らす。

ヤンゴン空港から市内へは空港タクシーで

ヤンゴン空港から市内まではタクシーで10,000Kyat(約850円)。宿泊ホテル名をドライバーに告げるとホテルまで送ってくれる。

ちなみに、逆方向(市内からヤンゴン空港まで)が、6,000kyat(約510円)だったことを思うと、1.6倍の料金で強気。

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