マンダレー観光(5)・・・マンダレー郊外サガインを観る

タクシーをチャーターして、マンダレー郊外の観光スポット、アマラプラ、ザガイン、インワを訪れた。
アマラプラ観光の後、ザガインに寄る。ザガインは、エーヤワディ川を渡るインワ鉄橋、ヤダナーポン鉄橋、カウンムードー寺院、ザガインヒルを観光した。
そして、インワでは約400年間にわたり栄えたビルマ王朝の都跡を観て廻った。

エーヤワディ川にかかるインワ鉄橋

エーヤワディ川にかかるインワ鉄橋

エーヤワディ川にかかる2つの鉄橋
エーヤワディ川にかかる橋は少ないが、ここには2つの鉄橋がある。ひとつは遠くに見えるインワ鉄橋で、中央に鉄道レールが敷かれ、両側が車用になっている。
1934年にイギリスにより建設されたが、第二次大戦中、侵攻工してきた旧日本軍に利用されないよう、1942年爆破された。その後、1954年復旧されている。
手前は2008年に完成した新しい鉄橋、ヤダナポン鉄橋。

対岸に見えるザガインヒル

対岸に見えるザガインヒル

エーヤワディ川の対岸に見えるザガインヒル
エーヤワディ川の向こうにザガインヒルが見える。ザガインヒルは小高い丘のこと。ここに150以上の仏塔、寺院が点在する。

カウンムードー寺院

カウンムードー寺院

カウンムードー寺院
インワ鉄橋を渡って約9kmのところにあるカウンムードー寺院は46mあり、ザガインで最大の仏塔。ザガインに都が置かれた1322年に建造された。
仏塔の形状はミャンマーでは珍しいが、元はスリランカのアヌラダプラにあるルワンウェリサーヤ大仏塔をモデルにしている。
【世界遺産】アヌラダプラを観る
スリランカの仏塔と同じくこの仏塔も長く白い色をしていたが、軍事政権時代に金色に塗り替えられた。

カウンムードーパヤーの内部

カウンムードーパヤーの内部

寺院の内部は鏡貼り
内部の装飾も素晴らしい。キラキラ輝く壁は、鏡の小片をモザイク状に貼り合せていたもの。非常に手が込んだ造りとなっている。

仏塔の周囲には小さな石柱が配置されている

仏塔の周囲には小さな石柱が配置されている

仏塔を囲むナッツ神の像
仏塔を囲む多くの石柱のうち、120は民族信仰のナッツ神の像が見られる。

参道に並ぶ店ではタナカが売られている

参道に並ぶ店ではタナカが売られている

参道のみやげ物店に並ぶ化粧品タナカ
ザガインではミャンマーの伝統化粧品タナカが産地として有名。参道にある多くのみやげ物店がタナカを販売している。
良く見ると、タナカ(樹木)の端にはブランドを表示するスタンプが押されている。

ウーミントンゼー寺院

ウーミントンゼー寺院

ウーミントンゼー寺院
ザガインヒルを下がったところにウーミントンゼー寺院ある。寺院は、斜面上の参道を上るようになっていて、45体の仏像などが並んでいる。頂上には仏塔があるが、ここからの眺望も素晴らしい。

ザガインヒル頂上のサンウーポンニャーシン寺院

ザガインヒル頂上のサンウーポンニャーシン寺院

ザガインヒル頂上のサンウーポンニャーシン寺院
ザガインヒル頂上にあるのがサンウーポンニャーシン寺院。遠くからでも良く見えるこの仏塔は

ザガインヒル頂上からエーヤワディ川を眺める

ザガインヒル頂上からエーヤワディ川を眺める

サンウーポンニャーシン寺院からエーヤワディ川を眺める
サンウーポンニャーシン寺院のテラスからの眺めは素晴らしい。エーアヤワディ川には2つの鉄橋、ヤナダーポン鉄橋とインワ鉄橋が見える。
その右手には、約400年栄えたビルマ王朝の遺跡インワの町が見える。

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