一方、日本人にとっては、同じ仏教国としての共通点もある反面、第二次大戦時の旧日本軍の軍事侵攻で多くの命が奪われた悲しい出来事があった場所でもある。
このような思いを抱いて、今回ミャンマーへ行ってみたが、ミャンマー人の素朴さ、純粋さを感じ取ることが出来た旅であった。
ミャンマー人の日常
街に出るとコオロギを売っている少年がいた。顔には「タナカ」を着けている。また、周りの男性は、腰にロンジーを巻いている。これがミャンマー人の一般的な服装なのだ。
未だに伝統的な生活習慣を守り、西洋文明には迎合しない生活スタイルがミャンマーらしい。
(マンダレー ぜーヂョーマーケットで)
屋台で提供する料理はカレーが主体
マンダレーを歩いていると、道沿いに屋台が出ている。ミャンマーのローカルフードはカレーであるが、カレーと言っても味付けにカレー粉を使っているので、日本のカレーのようにルーにしてご飯にかけるより、むしろおかずとして食べている。
サトウキビジュース
ここは旧王宮内にあるレストラン。さとうきびジュースを作っている少年がいた。手動式の搾り機を力一杯回し搾り出した果汁をグラスに注ぐ。その一杯は、僅か400チャット(約34円)。振り絞った力を回復するには十分だろうか。
女性の身だしなみはタナカから
ここは、マンダレーの郊外、サガインにあるカウンムドー・パヤー。ここでは、タナカが有名。寺院内の通路ではタナカを販売する店がズラリと並んでいる。
ほとんどの女性はタナカを着けている。この女性は腕にも。
ローカルフードと言えばカレー
マンダレー郊外のインワに行く途中、船着場の手前にあるローカルレストランで注文したミャンマー料理。これはポークカレーだけど、スープと野菜などが一緒に付いて来る。
タイやスリランカにあるような辛いカレーでなく、日本人にも合いそうな優しい味だった。
ビール好きにはたまらないミャンマーの生ビール
ミャンマー全国で統一料金の生ビール。いろんなメーカーがあるが、中でもミャンマービールはメジャー。黒ビールのスタウトもある。
料金は生ビール(ジョッキー)800チャット(約67円)、スタウト生(ジョッキー)1,100チャット(約92円)。更に写真のポスターにもあるように4杯飲めば1杯がタダでもらえる。
暑いミャンマーでは、この生ビールはたまらない。