前回と前々回の記事で、Must-Visit1と2を紹介したので、今回は、それ以外の定番スポットを紹介する。
Must-Visit1:アーナンダ寺院、シュエズィーゴォンパヤー、ティーローミィンロー寺院、スラマニ寺院、ダマヤンヂー寺院の5つを紹介。
Must-Visit2:プーパヤー、シュエグーヂー寺院、タビィニュー寺院、ゴドーパリン寺院、シュエサンドーパヤーの5つを紹介した。
マハーボディーパヤー
マハーボディーパヤーは、タラバー門を通過して右に折れた所にある。
この中央の塔を良く見ると、沢山の小さな仏像が埋め込まれているのが分かる。インドの寺院を模したもので、バガンでは珍しい。
また、壁面にも同様に多くの仏像が窪みの中に埋め込まれていて非常に手の込んだ造形を生み出している。
バガン王朝最後の仏塔 ミンガラゼティ
1284年に建立されたバガン王朝最後の仏塔 ミンガラゼティは、オールドバガンからミィンカバ村への道路に入って直ぐ右側にある。
この仏塔は、素焼きのレンガを積み上げた3層の台座とその上にそびえる釣鐘状の仏塔とがうまく調和し、美しい光景を作り出している。残念ながら、現在は、全体が鉄条網のフェンスで囲まれ、ゲートにも鍵がかけられ入場は出来ない。
グービャウッヂー寺院
ミンガラゼティを出て、ミィンガラ村方向へ少し行くと、村の手前、左側にグービャウッヂー寺院がある。
内部には壁画があるが、薄暗く、はっきりと見えない。懐中電灯を持参すると良い。また内部は撮影禁止となっている。
また、この直ぐ東隣りに、ユネスコ世界記憶に登録されている石碑を展示しているミャゼディ寺院がある。
箱形の寺院マヌーハ寺院
他の寺院と比べ全く寺院らしくない形状をしたこの箱型の寺院はマヌーハ王により1059年に建造された。
寺院の中には手前に3体の座仏像が、裏手には、1体の涅槃仏像が祭られているが、いずれも窮屈な状態で安置されている。
マヌーハ寺院の涅槃像
建物の裏にある入口を入ると、涅槃像が安置されている。室内は隙間がなく、非常に窮屈そうである。
ナガーヨン寺院
マヌーハ寺院から南に下がったところにあるナガーヨン寺院は小規模ながら美しい形状をしている。ただし、周囲は草木に覆われ入ることも出来ない。
ソーミンヂー僧院
レンガ造りの珍しい僧院。廃墟となっているが、階段を昇ってテラスに上がると、素晴らしい景色が待っている。
ローカナンダーパヤー
ニューバガンの南端のエーヤワディ川沿いに建つローカナンダー寺院。
金色の仏塔は遠くからも見え、バガンのシンボルとなっている。
バガン観光モデルコース
このブログでは、バガン観光を次の4つのコースに分けて紹介している。
各スポットでの滞在時間として、各寺院、仏塔の大きさ、内部への入場可否、展望の可否などを参考に下記に分類している。(ゆっくり見て廻る時間)
L:大型寺院または展望がある・・・1時間程度
S:小型寺院、または展望の無い仏塔・・・30分程度
また、移動時間は、スポット間を一律約10分として計算している。(自転車、Eバイク、馬車など)
急いで廻りたい場合は、各スポット滞在時間の半分でも可能だろう。
Must-Visitコース1: アーナンダ寺院(L)、シュエズィーゴォンパヤー(L)、ティーローミィンロー寺院(L)、スラマニ寺院(L)、ダマヤンヂー寺院(L)・・・(約6時間)
Must-Visitコース2: プーパヤー(S)、シュエグーヂー寺院(L)、タビィニュー寺院(S)、ゴドーパリン寺院(S)、シュエサンドーパヤー(L)・・・(4時間30分)
定番コース1: マハーボディーパヤー(S)、ミンガラゼティ(S)、グービャウッヂー寺院(S)、マヌーハ寺院(S)、ナガーヨン寺院(S)、ソーミンヂー僧院(S)、ローカナンダーパヤー(S)・・・(4時間30分)
定番コース2:次回に記載