朝、ホテルでゆっくり目の朝食を取った。朝食はバイキング式で洋食から中華まで種類は豊富。各種のパンに加え、ピザやハンバーガーまである。中華料理も勿論一通りはあり、小吃類も小龍包、面類、粥も種類が多い。その他果物も豊富。一日の始まりに十分であった。
朝食後、初期目的である雲崗石窟に行った。ここは北魏時代(400AD)に造られた石窟で、世界遺産に登録されている。今年4月に洛陽にある龍門石窟を訪れたが、ここ雲岡石窟は洛陽に遷都される前に造られたそうだ。洛陽と比べ、規模は少し小さいが北魏時代に仏教を保護育成していたことが分かる。
雲岡石窟へは、市内のバスに乗って行けるそうなので、ホテルフロントに聞いた。大同駅からだと4路のバスで新開里まで行き、そこで3路のバスに乗換えると、終点が雲崗バス停。目の前にゲートがある。料金は各1元であった。
入場旅は、一人100元(子供と60歳以上は半額)。
この日は、中国人団体観光客が2グループ程度で、入場者数は少なく、静かに観ることが出来た。
観覧ルートは、第一窟から順に見て回れるようになっている。中でも第5・6窟は、入口をお寺のように木造で建造しており、その中には大仏が鎮座、迫力がある。
また、雲崗石窟のシンボルである第20屈は、大きさもさることながら、石窟が崩落しているため大仏が露出しており、露天大仏とも言われ、その慈悲深い表情が印象的である。