今日は市内を観光した。市内での見所は、華厳寺、善化寺、九龍壁などがあるが、歩いて回れるほどの範囲である。まず、最初に善化寺に入った。入場料は50元で2009年11月発行のガイドブックにの20元から値上がりしていた。(チケット売り場の料金表示に手書きの紙を貼っていた)。高いとは思いながら入って見たが、観光客は一人もいなく人気がないようだ。特に見るところもなかったので、グルッと一周して外に出た。次に鼓楼(写真)に登ろうと向かったが、中へは入れなかった。その次に九龍壁へ向った。ここはガイドブックと同じ10元であったが、中国最古で最大と言われる長さ45.5m高さ8mの壁が建っているだけであった。その次に向ったのが華厳寺でここはガイドブック20元に対して、80元になっていた。これまでの傾向から見て、期待を裏切られること間違いないと判断して見送ることにした。
ホテルへ戻りプール、卓球、ジム等を楽しもうとコンシェルジュに聞いて見た。プールは50元、卓球30元、ジムは無料で専任のトレーナも居る。中国で卓球をと思い、受付で指差しで申込もうととしたが、どうやら時間的にダメなようだ(何か分からなかったが断られた)
夕食になり近くの食べ放題の火鍋店(写真)に再度足を運んだ。今日は食べ放題、飲み放題で40元/人と筆談で説明を聞いた。メニューは野菜、肉類、果物から普通の料理、デザートまで豊富にあった。ビールは別料金だろうと食事後支払しようとしたら、飲み放題メニューに入っていた。40元でビール込みとは信じられないほど安くて嬉しくなった。
数人の服務員が話をしながら、私のところへやって来た。そして私のメモ帳に文字を書いて質問して来た。見ると「日本的銭看看」とある。あぁ、分かった。日本のお金を見せて欲しいのかと思い,1,000円札、10,000円札、そしてコインを見せてあげた。すると10,000円札を指差しながらこの札は幾ら位するのかと聞いて来たので中国元で800元だと言ったら「えっー、そんなに高いの?」のようなリアクションであった。中国では100元札が最高額の紙幣のようで、日本の紙幣が高額であるのにびっくりしたのかも知れない。
我々の周りのテーブルの人もこちらを見ていたが、我々が出会う普通の中国人は日本人に対して反日の意識は全くなく、大変友好的で、こちらが何か困っていると助けてくれる。本当に親切な方たちだった。
もちろん我々も旅行者なので、ボッタクリ、タカリ等の標的になり安いのは言うまでもなく、これはどこの国でも同じである。