台湾一周29日の旅(22) ・・・ 台南市、安平地区 観光 

台南市は台北、高雄、台中に次ぐ人口187万人の台湾第4の都市。かつては台湾の政治の中心地であったため、歴史的な建物が多くあり、観光スポットが多い。

これらの観光スポットは大きく2つの地区に分かれる。ひとつは台南駅から西側の旧城内地区と台南運河の西側の安平地区。

台南の観光には、観光用シャトルバスが定期巡回しているので非常に便利である。観光案内またはホテル等でルートマップがもらえる。88安平線と99台江線の2系統のバスがそれぞれ1時間おきに出ている。これを利用すれば迷わず目的の観光スポットに行ける。

DSCF3725台南市の運営する観光レジャーバス「觀光休閒公車」が観光スポットを定期巡回している。1回17元(約50円)で乗れる。
  

1.安平地区

ここは、昔、行政上の中心地であったところ。レンタル自転車を借りてサイクリングで廻ることにした。海沿いにサイクリングロードがあり、潮風に当たりながらのサイクリングは気持ちが良い。

DSCF3715堤防沿いのサイクリングロードは湖濱水鳥公園となっており、湿原の湖沼に野鳥を見ながら走って行く。

河口付近の四草大橋まで来ると、もう台湾海峡だ。

DSCF3742億載金城は清朝時代に造られた要塞。なんでも日本からの攻撃に備えるため建造されたそうだ。
DSCF3753運河博物館でたまたま逢った人は、台湾出身の旧日本軍兵士だった。94歳と言ってたが、しっかりしておられ、オートバイに乗って来られた。
ここの展示パネルには、本人の写真も掲載されており、台湾(特に台南)の歴史についての説明のようだ。(中国語のため不明)
DSCF375519歳で旧日本軍に入隊したころの写真だと言って当時のことを振返りながら説明してくれた。
「日本が戦争に負けた時はどうでしたか」とその時の心境を聞いてみたが、「2年ほど収監されたよ」と気軽な返事だった。「いやな出来事はもう忘れたよ」と言う感じだった。
DSCF3772安平古堡はFort Zee Landia と呼ばれオランダにより建造された台湾最古の城塞。
DSCF3770当初オランダがこの地を治めていたが、鄭成功が中国本土より来て、オランダと戦い台湾をオランダから奪還した。そのため彼は台湾の英雄として崇められている。
DSCF3821安平樹屋と呼ばれるこの廃屋は、アヘン戦争後に建てられた貿易会社洋行の倉庫で、ガジュマルの木が飲み込むように覆っている。
DSCF3835安平古堡の前は、屋台やいろんな店が並び賑やかな通りになっている。
  

 

2.台南旧城内

旧城内は観光スポットが多く、徒歩圏内で見て回ることが出来る。孔子廟、大南門、大天后宮、赤崁樓などを歩いて廻った。

DSCF3876孔子廟は儒学を広めるため建設された。

孔子廟は、台湾の至るところに見られるが、ここの廟が最古と言われている。

DSCF3878大南門。昔、城塞であったことが良く分かる。ここは公園になっておりすぐ近くに大きなガジュマルの木がある。
DSCF3928媽祖が祀られている大天后宮。台湾では特別な信仰宗教はなく、航海の安全をつかさどる女神「媽祖」を崇めている。そのため媽祖を祀った天后宮は台湾の至るところで見られ、多くの人がお祈りに訪れている。
DSCF3939赤崁樓。オランダ人により建造されたが、後に鄭成功が奪還後行政の中心として使われた。
DSCF3940鄭成功がオランダ人との戦いの結果、和平交渉を行っている様子。
  

コメント

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