インレー湖観光では、ボートトリップが目玉のひとつ。街を歩いていると、「ボートトリップ?」と声をかけてくるボートドライバーに出会う。
彼らは、1日チャーターで、15,000チャット(≒1,260円)とか、13,000チャット(≒1,100円)とか言っていた。もちろん、ボートトリップは、コースや時間によって値段が違うのだろう。
しかしながら、地図上でどこどこを廻ると言われても、良くわからない。それで、最終的にホテルで一番行き先の多いコースを選んだ。
料金は25,000チャット(≒2,100円)。一日遊んで2,100円だから十分安いだろう。ちなみにボートはチャーターとなっており、4人まで乗れるみたいだ。
ニャウンシュエのボート乗り場
インレー湖にはニャウンシュエから水路賀あり、ボートで行ける。ボート乗り場はニャウンシュエの水路沿いにある。
ボートを予約すると、朝出発の時間に船頭がホテルまで迎えに来てくれた。
細長いエンジン付きボート
写真のお兄さんはこのボートの船頭さん。今日一日、お世話になります。
インレー湖へ繋がる水路を走る
ニャウンシュエからインレー湖へは水路が繋がっている。
やがてインレー湖に入る
15分ほどして、水路から大きな湖インレー湖へ入った。水の色は茶色から少しきれいになったようだ。水面に浮かんでいた水鳥達が一斉に飛び立って行く。
猟師がボートを脚で巧みに漕ぎながら、網を操作している姿が遠くに見える。
インレー湖のトマト栽培農園
インレー湖に入って25分ほど走ると、ボートはトマト栽培農園に入って行く。ここ一帯がトマトの栽培農地になっている。
収穫したトマトをニャウンシュエの町まで運搬するボートが行き来する。
銀工芸品工房
次に向かったのが銀工芸品工房。
ここは見学コースとなっているようだ。
工房で工芸品を加工する銀細工職人
工房に入ると数名の銀細工職人が、銀製品を加工していた。
インレー湖の町は水路が道路代わり
また、ボートに乗り、次の観光スポットに向かう。
インレー湖の南のこの辺りは、水路が道路のようになっていて、多くのボートと行き交う。エンジン付きが多いが、中には手漕ぎボートもある。
ロングネック族の機織り
ここは、ロングネック族の機織り工房。
「どちらの少数民族ですか?」と聞いてみたら、「ケヤン族」と答えた。首長族はカレン族とばかり思っていたが、このケヤン族もカレン族の一族だそうだ。
ミャンマーは130以上もの少数民族がいる民族国家と聞いていたが、余り知られていない。
そう言えば、8年前に訪れたタイ・チェンライのロングネックカレン族を思い出した。彼らは当時のミャンマー軍事政権から逃れてきたと言っていた。
関連記事:チェンライ(タイ)・・・カレン族
ボートを係留しランディング
ボートは川をどんどん遡って行き、インデインの町に着いた。ここでボートを降りて散策する。
五日市が開催されていたインデインの町
今日は、丁度五日市の日だった。五日市とは、シャン州の各地で五日毎に開催されるマーケットのこと。生鮮食料品から、衣料品雑貨まで、生活に必要なものが揃う。特に、このインデインは観光地ともあって、ツーリストが多いので手工芸品、民芸品などお土産物が多い。
インデインの遺跡
インデインには14世紀頃建てられた1054の仏塔で知られる遺跡がある。
多くの仏塔は崩れかけており、手入れも行き届いていないが、未だに更新している仏塔もあり、新旧さまざまな状態で林立している。
参道で少数民族の販売攻勢に遭う
この仏塔の参道もみやげ物屋が並んでいる。
特にこちらの女性陣はショールを売っているが、猛烈な販売攻勢をかけてくる。しかし、値段は2,500~3,000チャット(≒210~250円)
2時間ほど
インレー湖を巡るボート・トリップ(2)では、水上レストランでの昼食をして、ロータス(蓮)を繊維を作る工場、チーク材を使った造船工場、お寺、僧院などを巡ります。