イルミネーションで着飾った象が行進するペラヘラ祭り 象に衣装を着せ、青、黄色、赤のイルミネーションを飾り、町を練り歩く。それが、ペラヘラ祭りだ。
スリランカへの機内情報誌で知ったこのペラヘラ祭りは、丁度始まったばかりだった。
ペラヘラ祭りは B.C.300年頃に始まり、毎年7,8月のエサラ月の新月から満月までの約2週間開催される。今年(2013年)は8月11日から21日の11日間。行進は仏歯寺を出て市内を練り歩き、再び仏歯寺へ戻って来る。日を重ねるに連れ、行進のルートが長くなって行く。
ドラムの音とファイヤーダンスが熱狂的キャンディアンダンスが祭りを盛り上げる。ドラムの響き、ファイヤーダンスで踊るダンサー。次第と祭りは熱狂的になって行く。
通りの両側に設けられた仮説の観客席には、多数の僧侶が見入っている。これは仏教徒の行事である。
赤に着飾った象の行進次は赤色に着飾った象の行進。
仏歯(tooth relic)を象の背に仏歯寺から運び出された仏歯は市内を練り歩いた後、再び仏歯寺へ戻ってくる。
仏歯寺 全ては、仏歯寺から始まる。仏歯寺には仏陀の歯を祀られているが、この仏歯はスリランカ人の誇り、スリランカの象徴でもある。 それは、イギリスに制圧される前のシンハラ王朝時代王の権威を象徴するものであった。
仏歯寺は八角形の外観をした仏教寺院で、内部は博物館のように展示物があり、上の階に上がると仏歯を祀った本堂がある。本堂前では多くの信者が御参りをしている。
仏歯を背に載せる象が衣装を付け準備をしている仏歯寺の入口では、大役を務める仏歯を載せる象が衣装を身に付け準備をしているのが見学できる。
衣装をまとい準備をする象電飾の付いた衣装をまとう象。
準備が完了した象がペラヘラ祭りのスタートを待つ約100頭の象が仏歯寺の周りに待機し、行進に参加する。
キャンディアンダンサーペラヘラ祭りの始まりを待つキャンディアンダンサー達。
彼らは色々なグループを構成し、ドラムのリズム、ファイヤーダンスなど、独特なスタイルでパーフォーマンスを行いながら、行進をする。