スリランカでのボランティア活動にチャレンジ

日本にはシニア層を対象にした海外ボランティア活動を支援している団体がいくつかある。発展途上の国々からの要請に応じ、技術や知識・経験を持った日本のシニアボランティアを現地に派遣しており、国際支援・交流の重要な位置づけとなっている。

私の場合、東南アジア方面への旅行、ロングステイを行って来たが、3年たってから、旅行自体にそれほど有意義な目的を見つけられないことが分かった。

ロングステイに関しても、単に長期間滞在するだけでは、海外で生活しているだけで日本に居るのと変わらず、退屈な日を過ごすことになりかねない。

やはりそこには何らかの目的が必要である。そこで、何か海外で目的意識を持って、ロングステイが出来ないか調べて見たところ海外ボランティア活動に辿り着いた。

ボランティア活動に参加することで、自分のこれまで得た技術や知識・経験を活かして、国際交流、海外支援を目的に、新たな人生経験にチャレンジしようと考えた。

昨年10月、ボランティア活動支援団体に登録して、2014年1月に初回面談、4月に健康診断と家族面談を受け、その結果を見て派遣が決定となる。

登録では希望する職種、活動内容を記入するが、私の場合、メカトロニクス技術の指導、設計・製作としていた。丁度、スリランカから要請があるとのことであった。

第一回目の面談では、ボランティア志望動機、活動内容、経験技術の説明、現地での生活、英語力などを聞かれた。

もともと東南アジアへの旅行をメインとしている私にとっては、現地の生活には不安がないので、特に問題はなかった。

当方からは国外への転出や、現地での住居、生活費支給などについて質問させて頂いた。

第二回目の面談は、家族面談と健康診断。家族面談では家族の同意を直接面談にて得るために行うものである。単に同意書の提出のみでは真意が掴みかねないのでこの方法を取っているそうである。

同じく健康診断は健康面での問題がないことが条件であり、指定の診療所にて所定の検診を行う。最終的には健康診断が合格してからの派遣決定となる。

タイトルとURLをコピーしました