ジャフナ近郊のナイナティブ島にあるヒンズー教寺院を訪れることにした。ジャフナのバスステーションから776番の路線バスに乗り、終点のクリカッデュワンのジェッティ(船乗り場)まで行き、そこからボートに乗る。
コーズウェイを突っ走って行く776番路線バス ジャフナは多くの島があり、コーズウェイ(堤防)で繋がれている。バスは、このコーズウェイの道路を快適に飛ばして行く。
途中の島々は山のような高低差はなく、平原のように広大な土地となっており、その中に、小さな集落がポツン、ポツンと出来ていた。
ジャフナから終点のクリカッデュワンまでは、1時間ほどの乗車、運賃は、80ルピー(約64円)で安い。
クリカッデュワンに到着 約1時間ほどしてクリカッデュワンに到着。
ここが終点なのでバスを降り、ボートに乗って島に渡ることに。
小さなボートで島を渡る このジェッティは、軍が管理しており、外国人は名前とパスポート番号を記載するよう要求される。
記入後、ライフジャケットを着用し、小さな船に乗り込む。
船内は狭く、すし詰め状態 ボートは小さいが、船底に乗客を乗せるような構造のため、多数の乗客を乗せているので、船内はすし詰め状態。。
沖に出ると波が荒くなり、船は大きく揺れるとともに、波しぶきが船室に入って来る。
ナイナティブ島に到着 約20分の乗船でナイナティブ島に到着。上陸後30ルピー(約21円)を支払うと、ナーガデーパラージャマハビハーラの入口が近い。
ここは仏教寺院である。
仏教寺院にある仏陀像 仏教寺院の内部に入ると外国人は500ルピーを支払うことと書いてある。地元の人のほとんどは、巡礼者であり、我々のような観光客はその分負担をして下さいとの意味。
お布施代わりにと言うこと。
きれいに掃除が行き届いた境内に仏陀の像、そして本堂には立派な仏像がある。
特に目立つのは、ダーガバ。他でよく見られる白色と違って銀色に色付けされており威厳を保っている。
本堂はきらびやか ここはヒンズー教徒の多いジャフナ地区。しかしながら、仏教寺院への参拝者も多い。
本堂には多くの信者がお参りしており、大変混雑していた。
仏像は日本で見られる仏像の表情に近いものがあり、親近感が湧く。
ヒンズー教寺院 仏教寺院前の道を真直ぐ北に向かうと、ヒンズー教寺院 スリナーガポーシャニアッマンコビルナイナデウの入口に辿り着く。
ヒンズー教寺院は屋根や柱に、いろんなご神体を形取り、しかもカラフルに色付けされており、見ているだけでも楽しい。
ヒンズー教寺院へ入るには、男性は上半身裸になる必要があり、それにならって中に入ってみると、内部は非常に広く、グルっと一周することも出来る。
壁、柱、天井にはご神体を形どった彫刻、壁画などの飾りものが多数見られる。
ヒンズー教寺院の門 ヒンズー教寺院の門構えも特徴的だ。高くそびえる門にはいろんな神が幾層にも形度られ、それぞれの表情も違う。
最下段を見ると守護神のような形と動物(ここでは象)が大きな造形物であしらわれ、その大きさに威厳を感じる。
その後、ヒンズー教寺院を後にし、再度ボートでクリカッデュワンまで渡りバスでジャフナバスステーションまで戻って来た。