ハノイの街歩では、旧市街きや、ホアンキエム湖、ホアロー収容所、ハノイ大教会、また郊外には、ホーチミン廟をはじめ、タイ湖(西湖)やタイロン遺跡などがある。その中で、ハノイでもちょっとレアな観光地を巡ってみた。
コースとしては、旧市街→タイロン遺跡(ベトナム軍事歴史博物館やホーチミン廟が近くにある)→タイ湖周辺、鎮国寺、鎮武観などを巡った。ハノイ旧市街から2〜3kmの範囲にあるので、歩いて3〜4時間ほどで回れる。
タンロン遺跡 (旧ハノイ城跡)
タンロン遺跡は、ベトナム王朝時代に栄えたタンロンと言う都市の城跡で、ベトナムの世界遺産の一つである。
南口の入場には入場時間が限られており、昼間は10:30〜13:30は入場できない。(見学時間は8:00〜12:00、午後13:30〜17:00)。最終は16:00の入場になる。
入口近くの建物は、博物館のようになっており、旧王朝時代からベトナム戦争時代までの歴史的な資料が展示されている。
写真は、端門で、第一城壁にある正門。
中に入ると階段で屋上に出ることが出来る。
屋上に登ると、向かいにフラッグタワーが見える。
裏側はまだ発掘調査をしている場所もあり、屋上からその様子が窺える。
女子学生が団体で入場して来た。彼女たちは、いろんな場所でポーズを決め、写真を撮っていた。
アオザイと遺跡のマッチングが良い。
ベトナム戦争時代に地下約10mの深さに造られた、当時の作戦司令部も公開されている。
通信設備や作戦会議室、またガス攻撃に備えた空気浄化装置なども提示されている。
タンロン遺跡を西側に出て、道路を渡ると、ホアンジエウ遺跡がある。入場料は無料。
場内はだだっ広く、その中で、発掘調査が行われているのが見える。
タイ湖(西湖)
タンロン遺跡から北に10分ほど歩くと、タイ湖に出る。ハノイでは一番大きな湖であり、観光用に電気カーが運行しており湖畔を見て回ることが出来る。
タイ湖を少し北に行ったところにベトナムで最古の寺とされる鎮国寺がある。
開門時間が限られているので、ので、注意。特に11:30から13:30の間は、閉門されている。
タイ湖を南に少し下ったところに鎮武観がある。ここは道教の寺院で内部には、李朝時代の英雄(神)が祀られている。
その門構えは厳かで、力強く感じるものがある。