一般的に我々日本人は英語を特殊な能力・技能として考えてしまう。なぜなら、中学校から勉強して来た英語が話せないからである。
これは日本の英語教育に問題があるのも事実であるが、そもそも日本にいて英語を使う必要がないので、話すための訓練をしていないからである。
しかしながら、ここ十数年の円高による海外旅行者数の急増で、毎年1,600万人が海外旅行を楽しむ時代になり、英語へのニーズは一変した。
これまで縁が遠かった英語は、海外のホテル、レストラン、または観光地で必要性を増し、誰もが英語が話せたら~と思うようになり、老若男女を問わず英会話への関心が高まって来た。
英会話教材も、今や毎日テレビコマーシャルで流れている他、インターネットを使ったオンライン英会話スク-ルも現在、その数は60以上にもなっている。
このオンライン英会話スクールの多くは、フィリピン人教師による英会話教育を提供をしている。それは、フィリピンは、世界で3番目に英語を話す人が多い国で、英語が母国語のタガログ語(フィリピンン語)以上に学校教育で重要視されているからである。
フィリピンの小学校の授業は、タガログ語の授業以外は全て全て英語で行われる。このためほとんどの生徒は高校卒業時には英語が母国語と同じ程度に話せるレベルまで到達している。
このような環境で育ったフィリピン人は英語を活かした仕事に従事する人が多く、海外での就労はもとより、海外から留学生を受入れた英会話学校や、スカイプを使ったオンライン英会話スクールでの英語教師をする人も多い。
このようにフィリピン人講師によるオンライン英会話スクールは、低価格で品質の高い英会話レッスンと言える。これまでの学校に行って学ぶこともなく、個人レッスンを自宅で毎日受講できるのが一番の人気のポイントである。
英会話の上達には、リスニングだけでなく、とにかく毎日、少しでも話してその環境を作ることが大切。このような環境を作るには、フィリピンのオンライン英会話スクールが大変役に立つと思う。