隣国へ陸路で出国、再入国で滞在期間を延長(ビザラン)
(2019/07/13:追記)
- タイへのノービザでの入国は、観光目的の場合日本国籍であれば入国後30日(29泊30日)の滞在が認めれる。ただし、 パスポートの残存期間は6ヶ月以上、他国へ出国する航空券等を所持していることが条件。
- 滞在期間の延長を希望する場合は、入国管理局にて申請すると30日延長される。申請料は1900バーツ。観光ビザの場合も1ヶ月が延長される。
- ビザラン(陸路で隣国へ出て、再入国する方法)によるノービザでの入国は、暦年で年2回までとなった。“タイ入国に際してのご注意(陸路入国回数の制限) “タイ入国管理局は国境を接する国からの査証免除措置を利用しての入国を暦年で2回までとする旨の内務省令を12月1日付け官報に告示しました。同措置は12月31日より施行されますので、陸路でのタイ入国を予定されている方はご注意ください。– 在タイ日本国大使館 2016.12.15付け –
タイへのノービザでの入国は、観光目的の場合、空路で30日、陸路で15日の滞在が許可される。この期限を過ぎる場合は、隣国へ一旦出国し再入国すると上記と同等な滞在期間が許可される。
タイの隣国としては、ラオス、カンボディア、ミャンマー、マレーシアなどであるが、チェンマイから出国するには、タイのチェンコーンからラオスのフアイサイ、タイのメーサイからミャンマーのタチレイへの出国・再入国が便利。
メーサイからミャンマーのタチレイへの入国は、エントリーパーミッションを得るため500バーツか10USDを支払う必要がある。(14日間有効、ただしミャンマー国内の移動は不可)
これに対し、チェンコーンからラオス(フアイサイ)への入国は、日本国籍であれば15日以内の滞在ではビザが不要となる。交通費もチェンマイからは1等297バーツでメコン川を渡るのに40バーツで計337バーツ。(土日・祝日はラオスのイミグレーションで手数料1USDが必要)
メーサイへのバスが1等212バーツで手数料と合わせて往復で計約730バーツほど(1USDを約300バーツとした)かかるのに比べ、フアイサイでは約680バーツで少し安い。時間はメーサイが5時間、チェーン・コーンが6時間半と日帰りは難しい。
総合的に考えると日帰りでとにかく早く延長を希望する場合は、メーサイからミャンマーへの出国を、また、1泊してメコン川でノンビリしたいならチェンコーンからラオスのフアイサイへの出国をお奨めしたい。
チェーン・コーン、フアイサイには多くのゲストハウス・ホテルがあり、宿泊は予約なしでもOKである。
タイのチェンコーンからラオスのフアイサイへの国境越え
(2019/07/13:追記)
(2019/07/13:追記)
チェンマイからチェンコーンへは直行か、またはチェンライ経由かの選択肢がある。
いづれも、チェンマイバスターミナル3から出るグリーンバスを利用するが、チェンライ経由では、チェンライバスターミナルで乗換える必要がある。
チェンライ-チェンコーン間のバスは1時間に1本出ている。(65バーツ)
チェンマイ・バスターミナル3
チェンライ、チェーンコーン行きのバスは、バスターミナル3から出る。
バス会社はGreenBus(グリーンバス)で窓口用の整理券が発行されており、順番を待つ。
当日以外に予約も可能。
チェンライ行きVIPバス
VIPバスは3列シートで快適。チェンライまで288バーツで所要3時間半。
車内では菓子パンと水が無料でサービスされる。
チェンライにはバスターミナルが2つある。最初に郊外の第2バスターミナルに到着するが、チェンコーン行きバスに乗換えたり、市内に入るには、第1バスターミナルが便利。
第2バスターミナルで降りずに、そのまま乗車していると、終点の第1バスターミナルに到着する。
チェンライ-チェンコーン間のバス
チェンライバスターミナルからチェンコーンへのバスは2等で、1時間に1本出ている。65バーツで所要2時間20分。
チェンマイからの直行バスを利用しなかった場合や、チェンライに寄りたい場合はこのバスに乗ってチェンコーンへ行くことになる。
チェンコーンバスターミナルは街まで約2km離れている。
歩いてもいけるが、乗り合いトゥクトゥクで一人30バーツ。
タイ側イミグレーション
タイイミグレーションで出国手続きを行う。
ボートでメコンを渡り国境を越える
ラオス側国境の町フアイサイへはボートでメコン河を渡る。
一人40バーツで10分程度の乗船。
ラオス側イミグレーション
メコン川を渡るとラオス側のイミグレーションがあるので、入国手続きを行う。なお、日本国籍であれば、ビザは不要なので手続きは簡単。(ビザが必要な他の国籍では30USD必要)
また、ここに銀行があるが、ここではバーツも使えるので両替しなくとも大丈夫。