サパのトレッキングは今回が初めてだった。しかし近くの黒モン族の村、カットカットは歩いて30分ほどのところにあり、楽に行くことが出来た。
そもそもサパと言えば、トレッキング。なんだか、山道を登って村を訪れるイメージがあり、足腰に自信がないと、無理だろうと思ってこれまでサパに来るのは億劫になっていた。
そのため、今回のサパ観光では、現地ツアーなどに参加すると他の人に迷惑がかかるかも知れないので、自力で行ける範囲での少数民族の村巡りを試みることにした。
ゲストハウスの女性からトレッキングについて色々と情報を聞き、まず最初に行ったのはカットカット(CatCat)と言うモン族の村。
SAPAから歩いて30分ほどで、道路は舗装されており、少しのアップダウンはあるものの段々畑などの景色を見ながら至って楽に行ける。
サパの街から一歩出ると、素晴らしい景色が待ち受けている。
山肌の段々畑はシーズンによって異なる色で迎えてくれる。
村に入ると道沿いに土産物屋さんが並び、観光客を待っている。
値段は高くない。でも、品物を良く見ると長期に亘り展示されている影響もあり、かなりの汚れが目立つ。
買う時には注意が必要。
道沿いに、現在も暮らしている少数民族の民家が並び、それがまた、展示物にもなっている。
カットカット村を歩いて行くとテーマパークがある。
ここでは民族舞踊や音楽などを定期的に開催しており、無料で見ることが出来る。
また、ここにはきれいな滝が流れており、格好の撮影スポットでもある。
村の入口までサパから歩いて30分ほど。
村に入ってから、ゆっくり歩いても1時間ほどで、このテーマパークにたどり着く。
ここから村の出口まで4分ほど。
バイクタクシーが待っているので、それでサパに帰ることが出来る。
もちろん、徒歩でも道に迷うこともなくサパに戻ることも出来る。
トレッキングと聞いて大変だと思っていたが、現地ツアーに参加する必要は全くない。
普通の街歩きとほとんど同じか、少しアップダウンがある程度。
道も舗装されており、快適なお散歩トレッキングだった。