インレー湖(ニャウンシュエ)からカックーへ日帰りで行った。車の手配は、ホテルフロントでタクシーを1日チャーターした。チャーター料(プライベート)は50,000チャット(≒4,200)だった。これ以外に、タウンヂーで、カックー入域料ひとり3USD(約330円)とガイド料5USD(約550円)が必要となる。
突然目に飛び込んで来たカックーの遺跡
ニャウンシュエを9:00に出て約2時間、ついにカックーに到着した。
カックーに到着すると、突然とてつもない数の仏塔の遺跡が目に飛び込んで来たのは驚きであった。
数知れぬ仏塔が並ぶカックー遺跡
カックーには2400以上もの仏塔が、ところ狭しにぎっしりと並んでいる。
元々、ここは少数民族パオ族の住む地域で、住民に仏塔を建てるよう指示したのが始まり。仏塔はその家の信仰心の表れとして建てていた。古いものは崩れかかっているが、現在も修復されたり、新しい持ち主に移管されている。(ガイドの説明による)
きれいに映ったカックー遺跡
ここは少数民族パオ族の住む地域で、タンヂーの町からガイドが同行してくれる。
この場所はガイドが「絶好の撮影スポットがある」と教えてくれた。
カックー遺跡の鈴の音を聞く
二つの胴を持つライオン像
仏塔を守る二つの胴を持ったライオの彫刻が細やかで、美しい。
紀元前に造られたと言われる中央の白い仏塔
カックー遺跡の中央にそびえる白い仏塔は、紀元前のもの。修復はされているものの歴史の重みを感じる。
カックーの森林開発に貢献した豚の精霊
森林地帯であったカックーの地を開発するのに豚の貢献が大きかったとして金の豚を祀っている。
カックー遺跡を警備するパオ族の兵士
ミャンマーの少数民族によっては軍隊組織を持っている。パオ族もそのひとつで、このカックーは、パオ族の重要な施設であるため、軍隊が警備にあたっているそうだ。
カックー遺跡の少数民族パオ族のガイド
カックーに入るには少数民族パオ族のガイドの同行が必要であり(有料)、入域料を支払う時に一緒に請求される。
ガイドはクン・テイン・フンさん(Khun Thein Hun)、現在大学生で来年卒業予定と言う。分かり易い英語でガイドをしてくれた。
卒業後の進路について、ツーリストガイドになると言っていた。
ニャウンシュエからカックーへの日帰りルートマップ