ホーチミン・ハノイで日本円をベトナムドンに両替する

海外での支払いには、現金（現地通貨）が一番お得な方法である。そのため現地通貨を手に入れる必要があるが、

その方法は、両替、ATMでキャッシング、銀行口座現地通貨での引出しなどがある。この中で手数料などを計算すると、両替が一番お得な方法である。

しかしながら、日本円をいかに有利に現地通貨に換えるかの問題である。

現地通貨を有利に手に入れる方法とは？

海外では、現地通貨での支払いが有利であるが、現地通貨を手に入れる方法を良いレートから順に示す。

日本円をレートの良い両替商にて現地通貨に換える（日本円を持ち歩くリスクがあるが、1％以下でベスト）
クレジットカードのキャッシングを使い、ATMで現地通貨を得る（２〜３日で銀行振込にて全額返済すると、利子分は非常に小さく、ATM使用手数料などを入れても、交換レートとしては良い。手数料として約1％以下）
クレジットカードでの支払い（その時点での為替レートと手数料で精算されるが概ね４〜６％の手数料）
日本の銀行口座から現地通貨での引出し（新生銀行他で利用出来るが４～5％）

ホーチミンに到着した時、空港で少額の日本円をベトナム・ドン(VND)に換えていた。その時のレートが、10,000円に対し1，934，500VND（5.17円/1,000VND)であった。

明くる日、両替商を探そうと街に出た。最初に銀行でレートを確認すると、10,000円に対し1，880,000VND（5.32円/1,000VND)だった。

その後、ベンタイン市場でたまたまレートの良い両替商を見つけた。

交換レートは、１０,０００円で、2,005，000VND（4.99円/1,000VND)だった。ドンコイなど他もあたってみたが、これより良いレートの両替商はなかった。

ホーチミンでの両替は、ベンタイン市場が良い。
場所：ベンタイン市場の西ゲートから中に入る。たくさんのお店が並んでいるが、最初の小さな通路を左に折れると、右手すぐに両替商が見つかる。

ハノイでは、ハーチュン通り沿いに、宝石・貴金属店が軒先を連ねており、各店のカウンターで外貨の両替もしている。

一軒一軒交換レートを尋ね歩き、一番良かったのが、１０,０００円で、1,990,000VND（5.03円/1,000VND)だった。

店により得意・不得意の通貨があるようで、円からの交換レートは大きく違うので、数件聞いてみて、決めると良いだろう。

ちなみに、航空券の購入に使用したクレジットカードの交換レートは、１０,０００円で、1,887,000VND(5.3円/1,000VND)だった。

クレジットカードが５％ほどの手数料を取っていると考えると、中値は5.035円程度なので、この両替商は、ほとんど手数料がゼロに近いと言える。

もちろん、全く同じ日ではないので、為替レートの変動の影響もあるが、それにしてもレートは良いと判断できる。

差が５〜６％となると、旅行費用への影響は大きい。仮に１０万円を使ったとすると、５〜６千円の差となりホテル１泊、ゲストハウスなら２泊分浮くことになる。

他に銀行や、ハンガイ通りの両替商にも確認したが、レートは悪かった。

また、ハノイでは、現地の旅行代理店が多いが、特に偽のシンカフェ（元のシンカフェはシンツーリストに名前を変えた、と言うより変更せざるを得なくなった）では、旅行者を相手に両替もしており、そのレートは銀行より更に悪いので注意が必要だ。

ハノイでの両替は、ハーチュン通りが良い。
この通りは宝石・貴金属店が多く並び、両替もしているようだ。
店によりレートが大きく違うので、数件聞いてみてレートの良いところを見つけて決めると良いだろう。

現金を持ち歩く不安もあるが、旅行費を節約するには、現金が一番有利だ。

ただ、注意も必要。いつも全財産を持ち歩くのはあまりにも危険過ぎる。

日本円を持ち歩く時は、必要最小限の額にするのが大切。

残りは、ホテルなど安全な場所に置いておく。

ホテルの室内金庫は、大きいホテルでも使用しないのがベター
（彼らはロック解除方法を知っている）