アマラプラ、ザガイン観光の後、約400年間にわたり栄えたビルマ王朝の都跡インワを訪れた。
ミッンゲー川を渡し舟で渡りインワへ
エーヤワディ川の支流ミッンゲー川を渡し舟に乗って渡るとインワ遺跡の町。渡し舟料金往復1400チャット(約118円。(インワへは橋を渡る方法もあるが、こちらの方が一般的らしい)
インワでは馬車に乗って観光
船着場に着くと馬車が並んで待っている。不案内だし、他に手段がないので、ここは乗るしかない。料金は、1台(2人乗り)10,000チャット(約840円)で、何も言わなくとも、一連の観光スポットを巡ってくれる。
ただし、道は舗装していないのでデコボコ。馬車の揺れはかなり酷い。
チーク材で造られたバガヤー僧院
馬車に揺られて15分ほどすると、バガヤー僧院に到着する。ここでは、入域カードの提示が必要。マンダレーの王宮などで購入しておれば、携行を忘れないように。ない場合、10,000チャット(約840円)必要。
建物がチーク材で造られており、入口の扉の彫刻なども見応えがある。
説明
ヤタナーシンメ寺院
バガヤー僧院から北へ5分ほど行くと、田園地帯の風景にうまく溶け込んだヤダナーシンメ寺院の姿見られる。
ヤダナーシンメ寺院の仏像
寺院を左のほうへ入ると、石柱が並ぶ囲いのなかに何体かの仏像が見える。写真撮影には、お奨めのスポットである。
ナンミイン監視塔
ヤダナーシンメ寺院を出て、東の方へ(船着場へ戻る方)10分ほど行くと、ナンミインの監視塔がある。
この塔は27mの高さがあり、1822年のバーヂードー王宮の一部である。1838年の地震で塔頂部が倒壊したが復元された。
この辺りに来るとみやげ物屋の売り子が待っていて、観光どころではなくなる。「これかって、あれかって・・・」とうるさいくらい。ヒスイの腕輪や、旧日本軍の軍票、古銭の銀貨などが多い。
マハーアウンミェ僧院
監視塔から更に船着場の方へ5分ほど行くと、マハーアウンミェ僧院がある。この辺りまでくると馬車に揺られているせいか、もう限界に近くなる。でもこの寺院が最後なのでもうひと頑張り。寺院の中は真っ暗なので、灯りが必要。中には仏像が何体か安置されている。
インワ鉄橋とヤダナーポン鉄橋を見ながら川を渡る
船着場近くに着き、料金を払い、渡し舟を待つ。渡し舟はピストン運行しているので10分も待つことはない。
川を渡る途中、インワ鉄橋とヤダナーポン鉄橋が直ぐ近くに見える。