ポロンナルワ 遺跡巡り

P1080022宮殿跡
遺跡公園の入場チケットは、ポロンナルワ博物館で販売している。(入場料:3250ルピー、約2,500円)
遺跡公園観光は、自転車で1日あれば十分廻れる範囲。レンタルサイクルショップは、遺跡公園入口付近かハバラナロードからポロンナルワ博物館へ曲がる交差点の南側(水路を渡る)付近にある。(レンタル料:300ルピー/日)
チケットを買って遺跡公園入口から入り、真っ直ぐ進んで突き当りのT字路を右に曲がると、宮殿跡に向かう。
突然、右前方に高さは14~15mぐらいの厚みのある壁が出現する。ここが宮殿跡。当時の権力者のパワーが窺い知れる。
P1080028閣議場跡
宮殿跡の直ぐ東側輪に閣議場跡がある。入口の階段や場内の多くの石柱には動物などの彫刻が残っている。

P1080035沐浴場
閣議場跡の更に東に、ニッサンカ・マーラ王子の沐浴場がある。水は藻で緑色となっているが、石に彫られた彫刻などが鮮明に残っており、当時の王宮の生活ぶりが伝わってくる。

P1080071ワタダーゲ
遺跡公園入口を入って直ぐ左にあるのが、クワドラングル(四角形)と呼ばれる城壁に囲まれた寺院郡。
その中で、最も存在感のある寺院が、ワタダーゲ。円形の形状をしており、東西南北の四つの方向に入口がある。それぞれの入口には、ムーンストーンとガードストーンで構えられ、階段を上がって行くと正面に座仏像が見える。
なお、入場には靴を脱ぐ必要があるが、日中は石の表面が大変熱くなっており歩くことも困難だ。靴下を持参して履き替えるのも良い。
P1080097ランコトゥ・ヴィハーラ
ワタダーゲを北に行くと大きな仏塔ランコトゥ・ヴィハーラが見える。高さ55m、直径55mもあり、ポロンナルワでは一番大きい仏塔である。

P1080136ランカティラカ
ランコトゥ・ヴィハーラの北に17~18mほどの高さの建物が見える。
ランカティラカは、細長い建物で、その高い壁が残っているだけだが、奥には、巨大な立仏像の姿がある。見上げるような壁と、仏像は近くで見れば見るほど迫力がある。

また、壁の外側には建物や動物の細かい彫刻が施されている。

 
P1080154キリ・ヴィハーラ
ランカティラカの北隣りにある真っ白な仏塔が、キリ・ヴィハーラ。
現在、漆喰による修復が終わり、白さを取り戻した大きな仏塔は遠くからも目を引く。

P1080115ガル・ヴィハーラ
キリ・ヴィハーラの北直ぐに売店等がある。ここで自転車を置いて北に歩けばガル・ヴィハーラがある。
ここには岩石に彫られた座仏像、立仏像、寝仏像が並んでいる。
高さが7mもある巨大な岩石の上に彫刻されたものである。
P1080165パバル・ヴィハーラ 
クワドラングルの東側の道を北に上がると、十字路があり、これを東に進むとパバル・ヴィハーラに出る。
仏塔の入口には、立仏像、座仏像が配置され、ガードストーンなども見られる。保存状態は良くないが、崩れかけた建物に時の流れを感じさせる。

P1080172シヴァ・デーワラーヤ
パバル・ヴィハーラを更に東に進むとシヴァ・デーワラーヤがある。
この建物はヒンドゥー寺院で他の仏教寺院との違いがはっきりと見て取れる。

P1080181立石像 
貯水池パラークラマ・サムドラの湖岸道路を博物館から2kmほど南に下ったところに、遺跡公園があり、その中に立石像がある。

P1080182ポトグル・ヴィハーラ
立石像の南150mほどのところにあるポトグル・ヴィハーラは、図書館だったと言う。四隅には仏塔が建ち、その中央にドーム状の建物がある。何か不思議な空間を醸し出している。

タイトルとURLをコピーしました