コロンボ動物園とも呼ばれているデヒワラ動物園はコロンボから南12 kmぐらいのところにある。正式にはNational Zoological Gardens of Sri Lankaと呼ばれ、南アジア最大の規模を誇ると言われている。
3000種類の動物と水族館も持った動物園の敷地は広く甲子園球場の7.7倍(0.1平方km)あり、ゆっくり見て廻ると3時間はかかる。
動物の種類は日本の普通の動物園と大きな違いはないが、世界中から集められたいろんな種類の動物が見られる。
一方で、スリランカを代表する動物である象のショーなどが行われるのが、このデヒワラ動物園の特徴である。(残念ながら、2014/11/01訪問時は象のショーは行われていなかった)
入場料は外国人Rs.2,500で少々高いが、コロンボからも近いので時間を都合して訪れてみてはどうだろう。
オフィシャルWEBサイト:http://nationalzoo.gov.lk/
デヒワラ動物園

コロンボフォート駅前から路線バス 101 番に乗り、デヒワラジャンクション(Dehiwala junction)で降り、路線バス 176番で動物園前(Zoological Garden )で降りる。.
(このページの最後に詳しい乗り方の説明がある)

動物園入口を入ってすぐ左に曲がると、1番と書かれた案内表示板がある。ここがスタート地点だ。数字で見学順序が表示されているので分かり易い。
園内は広く、かなりの距離を歩くことになる。中にはレストランもあるので、休憩を取りながらゆっくり廻っても良い。

ダチョウのケージには餌を求めてカラスが群がっている。
日本のカラスより少し小さめで、鳴き方も澄んだ声で「カァー、カァー」と鳴いているので愛嬌がある。
カラスは展示対象ではないが、こうしてダチョウと共存しているカラスを見ていると仲良くやっているんだからいいんじゃないのって思ってしまう。(それだけ、自然の動物園って言うことか)

なんと、野生のリスも餌を失敬している。このリスは野生だが、リスのケージもあり、どっちが展示なのか、分からないくらい野生のリスモ多い。
野生も含めて、自然の動物園と言うことでいいんじゃないでしょうか。

プールの中に3匹のカメが積み上がっている。良く見ると3匹のカメが乗っかっているのは、ワニの背中だった。
ワニの背中に親ガメを乗せて・・・って言うことで、協力的なワニの特別参加でした。
ちなみに、このカメ柵を乗り越え脱出しようと思っているのかな?

園内には売店、キャンティーンと言う食堂、そしてレストランがある。
このレストランは、値段が高めに設定されており、外国人観光客はまだしも、100ルピーで入場した地元の人には、もっとも低料金の飲み物(コーヒー・紅茶など)が400ルピーもするため、入らないだろう。
コロンボからデヒワラ動物園への行き方
まず、コロンボフォート駅の前から101番の路線バスに乗る。

バスに乗って30分ほどしたら、高架橋に差し掛かる(コロンボは右手方向なので、前方に高架橋が見える)
ここが、デヒワラジャンクションなので、ここで降りる。
Rs.25程度。
ここで降りて手前の道路(ゴール道路から東(山側)に向かう道路)に少し入る。すると176番の路線バスのバス停がある。
176番のバスに乗ると、7~8分で動物園(Zoological Garden)に着く。(Rs.9)
車掌にズ~(または、スーと言ってもいい)と言えば分かる。